「香」を含む四字熟語一覧
香を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
- 暗香蓊勃(あんこうおうぼつ)- どこからかともなく、良い香りが盛んに漂ってくるさま。 「暗香」はどこからか漂う良い香り。 「蓊葧」は勢いが盛んな様子。 「暗香蓊勃」とも書く。 
- 暗香蓊葧(あんこうおうぼつ)- どこからかともなく、良い香りが盛んに漂ってくるさま。 「暗香」はどこからか漂う良い香り。 「蓊葧」は勢いが盛んな様子。 「暗香蓊勃」とも書く。 
- 暗香疎影(あんこうそえい)- どこからともなく漂う花の香りと、月光に照らされた木々の影の情景。 または、梅のこと。 「暗香」はどこからか漂う良い香りのこと。 「疎影」はまばらに広がる木々の影のこと。 
- 暗香浮動(あんこうふどう)- 真っ暗な中でわずかに漂う梅の香りのこと。 「暗香」はどこからか漂う良い香りのことで、梅の花の香りを言うことが多い。 「浮動」は浮き漂うこと。 春の訪れを言い表す言葉。 
- 衣香襟影(いこうきんえい)- いろんな人の姿、形のこと。 または、人々の様子。 衣服の香りと襟の形という意味から。 
- 遺風残香(いふうざんこう)- 過去の賢者やすぐれた風俗のなごり。 「遺風」は過去の賢者が残した教え。または、昔から受け継がれている風習。 「残香」は残り香。 
- 和気香風(かきこうふう)- 穏やかな天候で、よい香りが満ち溢れていること。 「和気」は穏やかな気候。 「香風」はよい香りや、よい香りが含まれている風のこと。 
- 香匙火筯(きょうじこじ)- 香をたしなむ際に使用する香匙と火箸の総称。聞香の場や座敷飾りとして用いられる。 
- 香囲粉陣(こういふんじん)- 容姿の美しい人に囲まれるということ。 香りに囲まれて白粉(おしろい)が行列するという意味から。 
- 香火兄弟(こうかけいてい)- 中国の遊女の間で行われた義兄弟の誓いの儀式。 香を焚いて行うことから。 
- 香気芬芬(こうきふんぷん)- 辺り一面によい香りが漂うこと。 「香気」はよい香り。 「芬芬」は香りが辺りに広がること。 
- 香気芬々(こうきふんぷん)- 辺り一面によい香りが漂うこと。 「香気」はよい香り。 「芬芬」は香りが辺りに広がること。 
- 香美脆味(こうびぜいみ)- 極めて贅沢な食事のこと。 「香美」は香辛料のきいた、よい香りのする料理。 「脆味」は柔らかい菓子。 
- 国色天香(こくしょくてんこう)- 植物の牡丹の別名。 または、美人を言い表す言葉。 「国色」は国の中にあるものの中で最も美しい色のこと。または、国の中で最も美しい人のこと。 「天香」はこの世のものとは思えないほどのよい香りのこと。 「天香国色」ともいう。 
- 惜玉憐香(せきぎょくれんこう)- 女性をとても大切に愛でること。 「憐」と「惜」は大切にするという意味。 「香」や「玉」は女性のたとえ。 「惜玉憐香」ともいう。 
- 窃玉偸香(せつぎょくとうこう)- 男性が女性に手を出して、男女の肉体関係にふけること。 「玉」と「香」はどちらも女性のたとえ。 「窃」と「偸」はどちらも盗むということ。 「玉(ぎょく)を窃(ぬす)み香(こう)を偸(ぬす)む」とも読む。 「偸香窃玉」ともいう。 
- 雪裏清香(せつりせいこう)- 植物の梅の別名。 「雪裏」は雪の中という意味。 雪がある時期はほとんど花は咲いていないが、梅は雪が残っている時期から花を咲かせて、清らかな香りを漂わせるという意味から。 
- 扇影衣香(せんえいいこう)- 身分の高い女性が集まって話をしている様子。 「扇影」は持っている扇子の影。 「衣香」は豪華で美しい衣服とよい香り。 どちらも高貴な女性を言い表す言葉。 
- 鳥語花香(ちょうごかこう)- のどかな春の景色のこと。 鳥のさえずりと花の香りという意味から。 
- 天香桂花(てんこうけいか)- 月の中にあるとされる桂(かつら)の花のこと。 または、美人を言い表す言葉。 「天香」は天から香る、かぐわしい香り。 
- 天香国色(てんこうこくしょく)- 植物の牡丹の別名。 または、美人を言い表す言葉。 「国色」は国の中にあるものの中で最も美しい色のこと。または、国の中で最も美しい人のこと。 「天香」はこの世のものとは思えないほどのよい香りのこと。 「天香国色」ともいう。 
- 偸香窃玉(とうこうせつぎょく)- 男性が女性に手を出して、男女の肉体関係にふけること。 「玉」と「香」はどちらも女性のたとえ。 「窃」と「偸」はどちらも盗むということ。 「玉(ぎょく)を窃(ぬす)み香(こう)を偸(ぬす)む」とも読む。 「偸香窃玉」ともいう。 
- 粉愁香怨(ふんしゅうこうえん)- 美しい女性が怨み悲しむ様子。 「粉」はおしろい、「香」はお香のことで、どちらも化粧をした美しい女性のたとえ。 
- 憐香惜玉(れんこうせきぎょく)- 女性をとても大切に愛でること。 「憐」と「惜」は大切にするという意味。 「香」や「玉」は女性のたとえ。 「惜玉憐香」ともいう。 
 
         
    