「論」を含む四字熟語一覧
論を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
危言覈論(きげんかくろん)
正しいと思う主張について激しく議論を戦わせること。 「危言」は自身の身が危険な状況になることを気にかけずに、自分の考えをはっきりと言うこと。 「覈論」は激しく論じること。
机上空論(きじょうのくうろん)
理論的ではあるが、実際に行うことが不可能な考えや意見のこと。 「机上」は机の上。 「空論」は根拠がひとつもない理論のこと。 状況や状態などを一切考慮せずに、机の上で理論だけを考えたために、実現することが出来ない計画や議論という意味から。
机上之論(きじょうのろん)
理論的ではあるが、実際に行うことが不可能な考えや意見のこと。 「机上」は机の上。 「論」は根拠がひとつもない理論のこと。 状況や状態などを一切考慮せずに、机の上で理論だけを考えたために、実現することが出来ない計画や議論という意味から。
議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
たくさんの意見が出されて、活気のある議論がされること。 「百」は数が多いことのたとえ。
空理空論(くうりくうろん)
現実とかけ離れていて、実際に役に立たない理論のこと。 「空理」と「空論」は現実離れしていて無益な理論や議論のこと。
甲論乙駁(こうろんおつばく)
議論の結論が出ないこと。 「論」は意見を出すこと。 「駁」は反対の意見を出すこと。 「甲」が意見を出すと「乙」が反対の意見を出すということから、互いに意見を出したり反論したりするだけで、いつまでも結論が出ないという意味。
高論卓説(こうろんたくせつ)
この上なくすぐれた意見や議論のこと。 「高論」は程度が非常に高い議論。 「卓説」はすぐれた意見。 他人の意見や議論を敬っていう言葉。
孤論難持(ころんなんじ)
賛同者のいない、独りで主張するだけの議論を保つことは難しく通らないということ。 「孤論」は誰にも同意や支持を得られない議論。 「孤論(ころん)、持(じ)し難(がた)し」とも読む。
三段論法(さんだんろんぽう)
論理的推論の形式の一つ。 大前提と小前提から結論を導き出す法則をいう。
賛否両論(さんぴりょうろん)
賛成と反対の両方の意見。 意見が反対の者同士が向かい合っていて、結論が出ない状況をいう。
歯牙余論(しがのよろん)
少しの言葉や何気ない褒め言葉のこと。 「歯牙」は歯と牙のことから口の端という意味。 「余論」は余った言論のことからちょっとした言葉という意味。
数黒論黄(すうこくろんこう)
口論すること。 または、陰口を言うこと。 「数」は人の失敗を責めること。または、説明すること。 黒色や黄色について議論するということから。 「黒を数(せ)め、黄を論ず」とも読む。
成敗論人(せいはいろんじん)
その人物の価値や評価を、成功したか失敗したかという結果だけで判断すること。
成敗論人(せいはいろんにん)
その人物の価値や評価を、成功したか失敗したかという結果だけで判断すること。
多事争論(たじそうろん)
たくさんの人が様々な議論を戦わせること。 「多事」はたくさんの事柄。 「争論」は議論を戦わせること。
談論風発(だんろんふうはつ)
盛んに議論や討論をすること。 「談論」は議論や討論のこと。 「風発」は風が勢いよく吹くという意味から、物事の勢いが盛んな様子。
風旙之論(ふうはんのろん)
結論が出ない議論をすること。 風でゆれる旗を見て、一人は風が動いたと言い、他の人が旗が動いたと言って、どちらも譲らずに議論は終わらなかったという故事から。
物論囂囂(ぶつろんごうごう)
世間のうわさや物議が騒々しく、落ち着かないこと。 「物論」は世間のうわさや物議。 「囂囂」は多くの人が声を出していて騒がしいこと。
物論囂々(ぶつろんごうごう)
世間のうわさや物議が騒々しく、落ち着かないこと。 「物論」は世間のうわさや物議。 「囂囂」は多くの人が声を出していて騒がしいこと。
放言高論(ほうげんこうろん)
思ったことをそのまま言って、議論すること。 「放言」は思いついたことを好き放題に言うこと。 「高論」はすばらしい議論という意味。
名論卓説(めいろんたくせつ)
本質を見通しているすぐれた意見のこと。 素晴らしい意見と説という意味から。
雍也論語(ようやろんご)
長く勉強を続けることができないこと。 「雍也」は『論語』の篇名。 全二十篇ある『論語』の冒頭から始めて、六篇の「雍也」で読むのを止めるということから。
論功行賞(ろんこうこうしょう)
功績や手柄を調べて、その程度に見合う褒美を与えること。 「論功」は功績や手柄の程度を議論して褒美を決めること。 「行賞」は褒美を与えること。 「功(こう)を論(ろん)じ賞(しょう)を行(おこな)う」とも読む。
論旨明快(ろんしめいかい)
議論や主張などの内容が分かりやすいこと。 「論旨」は議論や主張などの内容。