「師」を含む四字熟語一覧
師を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
三蔵法師(さんぞうほうし)
仏教の三つの経典の経蔵、律蔵、論蔵に精通している僧侶のこと。 日本では、中国の伝奇『西遊記』の玄奘三蔵として知られているが、「三蔵法師」は固有名詞ではなく敬称。
師曠之聡(しこうのそう)
非常に鋭く敏い耳のたとえ。 「師曠」は中国の晋の盲目の楽師で政治顧問をしていた人の名前。 師曠は音を聞き分けて吉凶を知ることが出来たという故事から。
師資相承(ししそうしょう)
武芸や学問などの教えを師から弟子へと受け継ぐこと。 または、受け継いでいくこと。 「師資」は師匠(先生)と弟子のこと。
師資相承(ししそうじょう)
武芸や学問などの教えを師から弟子へと受け継ぐこと。 または、受け継いでいくこと。 「師資」は師匠(先生)と弟子のこと。
師勝資強(ししょうしきょう)
師も弟子もどちらも優れていること。 「資」は弟子のこと。 「勝」と「強」はどちらもすぐれていて立派という意味。
至聖先師(しせいせんし)
「孔子」を言い表す尊称。 中国の前漢の時代から始まり、歴代王朝が封号を与えたもので、中国の明の時代に与えた封号。
碩師名人(せきしめいじん)
すぐれた功績のある学者や、高い名声のある人。 または、徳の高い人や、人望のあつい人。 「碩師」は大学者。 「名人」は高い名声のある人。
先聖先師(せんせいせんし)
尊敬の気持ちを込めて孔子を呼ぶ名称。 過去の聖人や賢者の教えを広めた、師と仰がれる人をいう。 「先聖」は昔の聖人や賢者のこと。 「先師」は聖人や賢者の教えを広めた人。 古代中国で学校を作るときに先聖と先師を祭っていたが、時代によって祭る人は異なっていた。
反面教師(はんめんきょうし)
真似をしてはいけないが、悪い見本として反省の材料や、教訓になる事や人のこと。 「反面」は正しい面の反対の面ということから、悪い面のこと。 中国の毛沢東が言った、「反面教員」という言葉が語源。
百世之師(ひゃくせいのし)
後世までずっと師として尊敬され続ける人のこと。 「百世」は世代が百代もの長い期間という意味から、非常に長い年月、後世まで長く続くという意味。
無師独悟(むしどくご)
師の教えに頼らず、自分の力で悟ること。
良師益友(りょうしえきゆう)
よい先生とよい友人のこと。 すぐれた先生と、付き合っていて自分にとって有益な友人という意味から。