「種」を含む四字熟語一覧
種を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
一種一瓶(いっしゅいっぺい)
簡素な宴会のこと。 各々が一種類の肴と一瓶の酒を持ち寄って行うということから。
各種各様(かくしゅかくよう)
様々な種類。 「各種」は違う種類。 「各様」はそれぞれに違っている様子。
貴種流離(きしゅりゅうり)
高貴な生まれの人が他国をさすらって、苦難や恋などの苦楽を経験して帰国すること。 「貴種」は身分が高い家で生まれ育ったこと。 「流離」は他国でさすらうこと。 『竹取物語』や『今昔物語』、『源氏物語』などの物語の類型のことで「貴種流離譚」という。
三種神器(さんしゅのじんぎ)
皇位の証として代々伝わっている三つの宝物。 天照大神が天孫降臨の時に授けたとされるもので、八咫鏡、八尺瓊勾玉、天叢雲剣のこと。
七種菜羹(しちしゅのさいこう)
七種の野菜の汁物。または、七草粥のこと。 「菜羹」は野菜の汁物。 一年の健康を願い、陰暦一月七日に食べる。
種蕉学書(しゅしょうがくしょ)
学問に励むこと。 「種」は植物の種や苗を植えること。 「蕉」は植物の芭蕉(ばしょう)。 芭蕉を育て、その大きな葉に文字を書いて勉強することから。 中国の唐の時代の懐素(かいそ)は、紙を買うことができないほど貧しかったために、芭蕉を育てて紙の代わりにしたという故事から。 「蕉(しょう)を種(う)えて書(しょ)を学(まな)ぶ」とも読む。
種種様様(しゅじゅさまざま)
いろいろな種類のものが入り交っている状態。また、その様子。
種種雑多(しゅじゅざった)
様々なものが数多く混ざり合っていること。 「種種」と「雑多」はいろいろなものがたくさんあるということで、似ている意味の言葉を重ねて強調したもの。
多種多様(たしゅたよう)
それぞれ異なっていて様々な種類があること。 「多種」と「多様」はどちらも様々な種類があるという意味。 同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。
朝種暮穫(ちょうしゅぼかく)
朝に種をまいて夜に収穫するということ。 種まきから収穫までの期間がとても短いことから、方針が定まらないことのたとえ。 または、慌ただしい様子のこと。
刀耕火種(とうこうかしゅ)
農業の形態の一つの焼畑農耕のこと。 山林の木々を切り倒して、草木に火をつけて焼き払い、その場所に種をまくという意味から。
頭髪種種(とうはつしゅしゅ)
年老いて、髪が抜けて短くなっていること。 「種種」は種から芽が出たばかりの短い芽のことで、髪が短い状態のたとえ。
同文同種(どうぶんどうしゅ)
使われている文字と、人種が同じということ。 「文」は文字。 「種」は人種。 日本と中国の関係をいうことが多い言葉。