「枕」から始まる四字熟語
「枕」から始まる四字熟語 — 6 件
枕戈寝甲(ちんかしんこう)
いつでも戦いができるように準備を怠らないこと。 「戈」はほこ、武器のこと。 「甲」はよろい、防具のこと。 武器を枕にして、防具をつけたまま寝るという意味から。 「戈(ほこ)を枕にし甲(よろい)に寝(い)ぬ」とも読む。
枕戈待旦(ちんかたいたん)
いつでも戦いができるように準備を怠らないこと。 「戈」はほこ、武器のこと。 「旦」は夜明け。 武器を枕にして、いつでも戦える状態を保って夜明けを待つという意味から。 「戈(ほこ)を枕にして旦(あした)を待つ」とも読む。
枕経藉書(ちんけいしゃしょ)
読書に夢中になることのたとえ。 枕として経書を使い、敷物として書物を使うということから。 「経(けい)を枕にし書を藉(し)く」とも読む。
枕石漱流(ちんせきそうりゅう)
世間から離れて、山奥で自由に暮らすことのたとえ。 隠者の生活をいう。 「石(いし)に枕(まくら)し流れに漱(くちすす)ぐ」とも読む。 「枕石嗽流」とも書く。
枕流漱石(ちんりゅうそうせき)
自身の失敗や負けを認めようとしないこと。 または、何かにつけて言い訳ばかりすること。 西晋の孫楚が「石に枕し流れに漱ぐ」という言葉を「石に漱ぎ流れに枕す」と言い間違えた。 友人に間違いを指摘されると「石で歯を磨いて、流れで耳を洗うのだ」と無理な主張をして間違いを認めなかったという故事から。 夏目漱石の雅号「漱石」はこの故事が由来。 「枕流漱石」ともいう。
枕冷衾寒(ちんれいきんかん)
一人で寝ることの寂しさを言い表す言葉。 「衾」は掛け布団のこと。 枕も掛け布団も冷たくて寒いということから。 「枕冷ややかに衾(しとね)寒し」とも読む。
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