「奇」を含む四字熟語
「奇」を含む四字熟語 — 19 件
合縁奇縁(あいえんきえん)
人と人の縁は奇妙な巡り合わせということ。 特に男女の関係についていう言葉。 「合縁」は「愛縁」や「相縁」、「奇縁」は「機縁」とも書く。
異聞奇譚(いぶんきたん)
非常に珍しい話。 「異聞」と「奇譚」はどちらも普通ではない不思議な話という意味。
雨奇晴好(うきせいこう)
晴れでも雨でも美しい景色のこと。 山水の景色は、雨の日は趣きがあり、晴れた日は美しく、どちらも見事であるという意味。 「晴好雨奇」ともいう。
魁梧奇偉(かいごきい)
人よりも一回り大きな体格のこと。 「魁梧」は大きくて立派な体格。 「奇偉」はきわめて立派なこと。
海内奇士(かいだいのきし)
この世で比べることができないほど優秀な人物。 または、行動や言動が普通の人とは違う奇人、風変わりな人のこと。 「海内」は世界や国内、四海の内のこと。 「奇士」は普通ではない言行で優秀な人物や、普通とは違う豪傑のこと。
夏雲奇峰(かうんきほう)
夏に発生する入道雲が作り出す、珍しい峰の形のこと。
奇異荒唐(きいこうとう)
根拠がなく、とんでもないこと。 または、実現できない大きな計画を立てること。 「奇異」は普通とは違う、奇妙なこと。 「荒唐」は根拠がなく、結論やまとまりのない話や考えのこと。
奇貨可居(きかかきょ)
絶好の好機は逃さずに、うまく利用しなければならないというたとえ。 珍しい物品は貯えておいて価値が上がった後に売ること。 「奇貨」は珍しい品物、「居」は蓄えるという意味。 中国の呂不韋という人物が、趙の人質になった秦の王子を援助し、後に利用した故事から。
奇奇怪怪(ききかいかい)
常識では考えることができないような不思議なこと。 または、許せないくらいけしからぬこと。 「奇」と「怪」はどちらも不思議なことという意味で、重ねて強調した言葉。 「怪怪奇奇」ともいう。
奇技淫巧(きぎいんこう)
「奇技」は珍しい技芸、「淫巧」はぜいたくな技巧(ぎこう)のことで、快楽だけを求めた不必要な技や度を越した技巧のこと。
奇策縦横(きさくじゅうおう)
相手の思いもよらない変わった策略を思うとおりに行うこと。 「奇策」は誰も考え付かない、変わった策略。 「縦横」は思う通りに振舞うこと。
奇想天外(きそうてんがい)
通常では思いつかないような奇抜なこと。 「奇想」は奇抜な考えのこと。 「天外」は天の外という意味から、予想できない場所のたとえ。
奇怪千万(きっかいせんばん)
いつもとは違っていて物凄く不気味なこと。 または、酷く礼儀や道理にはずれていること。 「奇怪」は 不道徳や不思議、不気味ということ。
巧発奇中(こうはつきちゅう)
すぐれた発言で、他者の気持ちや事実を言い当てること。 「奇」はすばらしいや、すぐれているという意味。 「中」は当たること。
斬新奇抜(ざんしんきばつ)
物事の思いつきがこれまでにないほど新しく、独特なこと。 「斬新」は今までになく新しいこと。 「奇抜」は他の人が思いつきもしない、変わっていること。
出奇制勝(しゅっきせいしょう)
相手が思いつかないような策略を使って勝つこと。 「奇」は相手が思いつかないような策略、奇策。 「奇を出(い)だして勝ちを制す」とも読む。
操奇計贏(そうきけいえい)
都合のよい機会を利用して利益をむさぼること。 珍しくて価値の高いもの集めて、それを売って利益を出すことをいう。 「奇」は珍しいものや立派なもののこと。 「奇を操(と)りて贏(えい)を計る」とも読む。
複雑怪奇(ふくざつかいき)
様々な要素が絡み合っていて、理由や原因などがよくわからないこと。またはその様子。 「複雑」は物事の関係が互いに絡まり合っていること。 「怪奇」は理解も説明もできない怪しげで奇妙なこと。
妙計奇策(みょうけいきさく)
他の人の思いつかないような奇抜ですぐれた計略。 「妙計」はすぐれた計略のこと。 「奇策」は人が思いつかない奇妙な策のこと。 「奇策妙計」ともいう。
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