「がし」を含む四字熟語
「がし」を含む四字熟語 — 8 件
栄華秀英(えいがしゅうえい)
草木の花の総称のこと。 「栄」は草の花、「華」は木の花、「秀」は実を結ぶが花が咲かないもの、「英」は実を結ばないが花は咲くもののこと。
画脂鏤氷(がしろうひょう)
苦労したわりに大した成果を得られないこと。 または、意味のないことに力を使うことのたとえ。 あぶらに絵を描いて、氷に彫刻をするということで、どちらも残らずに消えてしまうという意味から。 「脂(あぶら)に画(えが)き氷に鏤(ちりば)む」とも読む。 「画脂鏤冰」とも書く。
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
目的を果たすために、苦難に耐えて機会を待つこと。 「臥薪」は固い薪(たきぎ)の上で寝ること。 「嘗胆」は苦い肝(きも)をなめること。 春秋時代、呉王の夫差は固い薪の上で寝ることで、父親の敵である越王の勾践への恨みを忘れないようにし、ついには会稽山の戦いで勝利した。 その一方で、会稽山の戦いで敗北した勾践は、寝室に苦い肝を置き目覚める度にそれをなめることで敗北の恥を思い返し、ついには夫差を滅ぼしたという故事から。
我心如秤(がしんじょしょう)
自分の心は均整の取れた秤のように公平であるということ。 「我が心は秤(はかり)の如(ごと)し」とも読む。 「吾心如秤」とも書く。
懸河瀉水(けんがしゃすい)
流れるような話し方や、文章を言い表す言葉。 「懸河」は傾斜が激しい場所を、激しく流れている川。または、滝のこと。 「瀉」は流れ込むこと。 「懸河(けんが)水を瀉(そそ)ぐ」とも読む。
恒河沙数(ごうがしゃすう)
極めて数が多く、数を数えることができないことのたとえ。 「恒河」はインドのガンジス川のこと。 「沙数」は砂の粒の数。 ガンジス川の砂のように多いということから。 「恒河沙」や「恒沙」とも略す。
凋氷画脂(ちょうひょうがし)
苦労するだけで、なんの成果も得られないこと。 氷に彫刻して、脂に絵を描くという意味で、どちらも跡形も無くなるということから。 「氷に凋(ほ)りて脂(あぶら)に画(えが)く」とも読む。 「凋冰画脂」とも書く。
呑花臥酒(どんかがしゅ)
春の日を遊び楽しみ尽くすこと。 春の素晴らしさや美しさを味わって、酒に酔って心地よくなって横になるということから。 「花に呑(の)み酒に臥(ふ)す」とも読む。
四字熟語一覧
- /
- 1ページ
- 全1件