「容」を含む四字熟語
「容」を含む四字熟語 — 13 件
雲容烟態(うんようえんたい)
雲や霞などの空の様子が様々に変化する様子。 「烟」は煙や霧、かすみなどのこと。 「雲烟の容態」という意味で、「雲烟」と「容態」を一字ずつ並べ替えて表現した言葉。 「雲容煙態」とも書く。
間不容髪(かんふようはつ)
何か事が起きたときに、それに合わせた行動をすぐに行うこと。 髪の毛一本を入れる隙間もないという意味から。 「間、髪を容れず」という形で使うことが多い言葉。
形容枯槁(けいようここう)
容姿がやつれていて、生気がないこと。 「形容」は容姿のこと、「枯槁」は植物が枯れるという意味から、人がやつれることのたとえ。
形容辺幅(けいようへんぷく)
容姿、見た目。 「形容」は容姿、容貌。 「辺幅」は布や織物のへりということから、外からの見た目、外見。
山容水態(さんようすいたい)
山や川などの美しい自然の風景のこと。 「容」と「態」は姿や、様子という意味。
罪不容誅(ざいふようちゅう)
罪が重いため、死罪ですら許すことができないこと。 中国の後漢の歴史家の班固が、前漢の末期に帝位を奪った王莽について言った言葉。
従容就義(しょうようしゅうぎ)
落ち着いた気持ちで、正義を貫くために恐れることなく命を投げ出すこと。 「従容」は気持ちが落ち着いていること。 「就義」は命を捨てても正義を貫くこと。 「従容(しょうよう)として義に就(つ)く」とも読む。 「縦容就義」とも書く。
従容自若(しょうようじじゃく)
穏やかで落ち着いている様子。 「従容」はゆったりとしていて、落ち着いている様子。 「自若」は物事に動じない様子。 「縦容自若」とも書く。
従容中道(しょうようちゅうどう)
自然な振る舞いが、道理に合っていることのたとえ。 「従容」は余裕があり、落ち着いている様子。 「中道」は道に合致すること。 『中庸』では、意識せずに自然な振る舞いが、天の道理に合っていることこそ聖人の道であるとされている。 「従容(しょうよう)として道に中(あ)たる」とも読む。 「縦容中道」とも書く。
従容不迫(しょうようふはく)
のんびりと落ち着いている様子。 「従容」は気持ちが落ち着いていること。 「不迫」は何事にも動じないこと。 「従容(しょうよう)として迫らず」とも読む。
従容無為(しょうようむい)
心を悩まされることなく、心にゆとりがあり、何もかまえることがないこと。 「従容」はゆとりがあり、落ち着いている様子。 「無為」は行動しないこと。 ゆったりとして、何もかまえなくとも全てが自然に治まるという政治論をいう。 「縦容無為」とも書く。
容姿端麗(ようしたんれい)
顔立ちや姿かたちが美しいこと。 「容姿」は顔立ちや姿かたち、「端麗」は整っていて美しいこと。
容貌魁偉(ようぼうかいい)
顔つきや体格が大きくて逞しく、堂々としている様子。 「魁偉」は立派で大きい体格のこと。
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