「世」から始まる四字熟語
「世」から始まる四字熟語 — 8 件
世運隆替(せうんりゅうたい)
世の中の情勢が、時代の流れと共に盛んになったり、衰えたりすること。 「世運」は世の中の流れ、時代のなりゆき。 「隆替」は勢いがよくなったり、弱くなったりすること。
世外桃源(せがいとうげん)
この世とは違う別の平和な世界。理想郷。 「世外」はこの世ではない別の世界のこと。 「桃源」は「桃源郷」を略した言葉で、別の世界にある平和で穏やかな世界をいう。 とある漁師が川をさかのぼって森の奥に進むと洞穴があり、その洞穴を抜けると、そこには桃の花が咲き乱れる美しい地があり、秦の乱から逃れてきた者たちが平和に暮らす理想郷を見つけたという故事から。
世辞追従(せじついしょう)
相手に気に入られようとして、相手の言うことを何でもきいて、機嫌をとること。 「世辞」は気に入られようとして、機嫌をとること。 「追従」は逆らうことなく、言うとおりに従うこと。
世尊金口(せそんこんく)
釈迦が自ら行う説法のこと。 釈迦が弟子や人々のために、自身で説いた教えや説法をいう。 「世尊」は高貴な人という意味の言葉で、釈迦のことをいう。 「金口」は仏の口のこと。
世態人情(せたいにんじょう)
人間の感情や世の中の状況。 「人情」は人の感情。 「世態」は世の中の状況。 「世態人情」ともいう。
世代交代(せだいこうたい)
年老いた人が退いて、若い人と代わること。 元は生物学の言葉で、同じ種類の生物が、生殖法の違う世代が交互に現れることをいう。 「世代交替」とも書く。
世智弁聡(せちべんそう)
世の中のことを詳しく知っていること。 世の中のことを詳しく知っているために、先入観などから、仏法のありのままを受け入れることができないことをいう。
世道人心(せどうじんしん)
この世の道徳と、その道徳を守る人たちの心。 「世道」は人が人として守るべき道徳のこと。 「人心」は多くの人の心。
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