「改心する」に関連する四字熟語一覧
「改心する」に関連する四字熟語の一覧です。
哀矜懲創(あいきょうちょうそう)
罰は罪を反省して心を入れ替えるためのものであり、罰を与える者は相手を思いやる情け、悲しみ、哀れみの心を持つことが大切であるという戒め。
飲灰洗胃(いんかいせんい)
今までのことを悔いて、心を改めて再出発すること。 灰を飲み込んで、胃の中を汚れを落として清めるという意味から。 「灰を飲んで胃を洗う」とも読む。
改過自新(かいかじしん)
自分の過ちを認め改めて、心をいれかえ再出発すること。 「改過」は自分の過ちを改めること。 「自新」は気分を新しくすること。 「過ちを改め自ら新たにす」とも読む。
回心転意(かいしんてんい)
今までのことを反省して心を入れかえること。 または、仲違いしていた人と以前のように仲良くすること。 「回心」と「転意」はどちらも悪い考えを反省して心を入れかえるという意味から。
改邪帰正(かいじゃきせい)
悪い行いをやめて、正しいことをするように改心すること。
刮腸洗胃(かっちょうせんい)
過ちを認め、心を改めること。 「刮」は削り取ること。 刀を飲み込んで腸の汚れを削り取り、灰を飲み込んで胃を洗うという意味から。
棄邪従正(きじゃじゅうせい)
悪い行いをやめて、正しい行動を取るように心を改めること。
強悪強善(きょうあくきょうぜん)
極悪な人物が心を入れ替えると、ものすごい善人になるということ。 または、悪に精通したものは、善にも精通しているということ。 「悪に強ければ善にも強し」とも読む。
慚愧懺悔(ざんきざんげ)
仏の前で自分の行った悪い行いを告白して心を入れ替えること。仏教の言葉。 「慚愧」は恥ずかしいと強く感じている様子。 「慚愧」は「慙愧」とも書く。
自力更生(じりきこうせい)
他人を頼りにせず、自身の力だけで生活を改めて正しく立ち直ること。 「更生」は悪い状況からよい状態に戻ること。 犯罪を犯した人や経営の傾いた企業などが、他の力を借りずに立ち直ることなどをいう。 「自力甦生」とも書く。
洗心革面(せんしんかくめん)
改心して面目を新しくすること。 「洗心」は心の汚れを落として清めること。 「革面」は顔つきをよりよくすること。 「心(こころ)を洗い面(おもて)を革(あらた)む」とも読む。
頂天立地(ちょうてんりっち)
誰に頼ることもなく、一人で堂々と生きていること。 「天(てん)を頂(いただ)いて地に立つ」とも読む。
呑刀刮腸(どんとうかっちょう)
過去の過ちを反省し、改心して善人になること。 「刮腸」は小刀で内臓を抉り取るということ。 小刀を飲み込んで、体の内側の悪い部分を削り取るという意味から。 「刀を呑(の)んで腸を刮(けず)る」とも読む。
翻邪帰正(ほんじゃきせい)
悪い心を改め正して、正しい道に戻ること。 仏教の言葉で、「邪(じゃ)を翻(ひるがえ)し正に帰(き)す」とも読む。