向壁虚造とは
向壁虚造
こうへき-きょぞう
四字熟語 | 向壁虚造 |
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読み方 | こうへききょぞう |
意味 | 存在しないものを作り出すこと。
壁に向かって考えて、実際には存在しないものを思い浮かべるという意味から。 中国の前漢の時代、孔子の旧家の壁から『礼記』や『春秋』などの、当時から見て古文で書かれた書物が見つかり、世間の人々は勝手に書物を作って、人々を惑わそうとしたものだとそしったという故事から。 「壁に向かいて虚造(きょぞう)す」とも読む。 |
出典 | 許慎『説文解字叙』 |
使用漢字 | 向 / 壁 / 虚 / 造 |
「向」を含む四字熟語
「壁」を含む四字熟語
「虚」を含む四字熟語
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