問鼎軽重とは
問鼎軽重
もんてい-けいちょう
四字熟語 | 問鼎軽重 |
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読み方 | もんていけいちょう |
意味 | 人の権力や地位を軽くみて、取って代わろうとすることのたとえ。
または、人の権力や能力を疑って軽くみること。 「鼎」は古代中国で、ものを煮るのに用いた青銅器。ここでは帝位の象徴とされた宝器。 古代中国の楚の荘王が、周の帝位の象徴である鼎の大きさや重さを尋ねた。 鼎は象徴であり、大小や軽重を問うべきではないにもかかわらず、それを問うたのは周の王室の権威をないがしろにし、暗に王権を狙ったものあったという故事から。 一般的に「鼎の軽重を問う」という形で使うことが多い言葉。 |
出典 | 『春秋左氏伝』「宣公三年」 |
漢検級 | 準1級 |
使用語彙 | 軽重 |
使用漢字 | 問 / 鼎 / 軽 / 重 |
「問」を含む四字熟語
- 以多問寡(いたもんか)
- 一問一答(いちもんいっとう)
- 記問之学(きもんのがく)
- 愚問愚答(ぐもんぐとう)
- 外題学問(げだいがくもん)
- 刻苦問学(こっくもんがく)
- 蒟蒻問答(こんにゃくもんどう)
- 自問自答(じもんじとう)
- 切問近思(せつもんきんし)
- 珍問珍答(ちんもんちんとう)
- 入境問禁(にゅうきょうもんきん)
- 博学審問(はくがくしんもん)
- 反躬自問(はんきゅうじもん)
- 表敬訪問(ひょうけいほうもん)
- 不聞不問(ふぶんふもん)
- 望聞問切(ぼうぶんもんせつ)
- 迷者不問(めいしゃふもん)
- 問牛知馬(もんぎゅうちば)
- 問鼎軽重(もんていけいちょう)
- 問答無益(もんどうむえき)
- 問答無用(もんどうむよう)
- 問柳尋花(もんりゅうじんか)
「鼎」を含む四字熟語
「軽」を含む四字熟語
- 一身軽舟(いっしんけいしゅう)
- 衣馬軽肥(いばけいひ)
- 緩急軽重(かんきゅうけいちょう)
- 挙足軽重(きょそくけいちょう)
- 群軽折軸(ぐんけいせつじく)
- 軽裘肥馬(けいきゅうひば)
- 軽挙妄動(けいきょもうどう)
- 軽車熟路(けいしゃじゅくろ)
- 軽諾寡信(けいだくかしん)
- 軽佻浮薄(けいちょうふはく)
- 軽薄才子(けいはくさいし)
- 軽薄短小(けいはくたんしょう)
- 軽便信用(けいべんしんよう)
- 軽妙洒脱(けいみょうしゃだつ)
- 軽慮浅謀(けいりょせんぼう)
- 元軽白俗(げんけいはくぞく)
- 罪疑惟軽(ざいぎいけい)
- 身軽言微(しんけいげんび)
- 信外軽毛(しんげきょうもう)
- 叢軽折軸(そうけいせつじく)
- 短慮軽率(たんりょけいそつ)
- 薄唇軽言(はくしんけいげん)
- 剽疾軽悍(ひょうしつけいかん)
- 文人相軽(ぶんじんそうけい)
- 問鼎軽重(もんていけいちょう)
「重」を含む四字熟語
- 安土重遷(あんどじゅうせん)
- 衣不重帛(いふじゅうはく)
- 隠忍自重(いんにんじちょう)
- 禍重乎地(かじゅうこち)
- 緩急軽重(かんきゅうけいちょう)
- 貴貴重重(ききちょうちょう)
- 旧調重弾(きゅうちょうちょうだん)
- 挙足軽重(きょそくけいちょう)
- 謹厚慎重(きんこうしんちょう)
- 君子自重(くんしじちょう)
- 捲土重来(けんどちょうらい)
- 功疑惟重(こうぎいちょう)
- 至大至重(しだいしちょう)
- 手足重繭(しゅそくちょうけん)
- 食不重肉(しょくふじゅうにく)
- 慎重居士(しんちょうこじ)
- 重厚長大(じゅうこうちょうだい)
- 重重無尽(じゅうじゅうむじん)
- 重熙累洽(ちょうきるいこう)
- 重見天日(ちょうけんてんじつ)
- 重卵之危(ちょうらんのき)
- 徳高望重(とくこうぼうじゅう)
- 忍辱負重(にんじょくふじゅう)
- 破鏡重円(はきょうじゅうえん)
- 百舎重趼(ひゃくしゃちょうけん)
- 慢業重畳(まんごうちょうじょう)
- 問鼎軽重(もんていけいちょう)
- 老成持重(ろうせいじちょう)