曾母投杼とは
曾母投杼
そうぼ-とうちょ
四字熟語 | 曾母投杼 |
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読み方 | そうぼとうちょ |
意味 | 嘘の話でも、多くの人から何度も繰り返し話を聞かされていると信じてしまうことのたとえ。
「曾母」は孔子の弟子である曾参の母親。 「杼」は機織仕事の道具で糸を通すためのもの。 ある時、曾参の親類の者が人を殺した。 誰かが誤って、曾参の母親に「曾参が人を殺した」と告げたが、曾参の母親は信じなかった。 しかし、二人目、三人目と同じことを告げに来ると、さすがに話を信じて、機織仕事をやめて家を飛び出したという故事から。 |
出典 | 『戦国策』「秦策」 |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 噂が広まる |
類義語 | 三人成虎(さんにんせいこ) |
衆口鑠金(しゅうこうしゃくきん) | |
聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい) | |
曾参殺人(そうしんさつじん) | |
浮石沈木(ふせきちんぼく) | |
使用漢字 | 曾 / 母 / 投 / 杼 |
「曾」を含む四字熟語
- 曾参殺人(そうしんさつじん)
- 曾参歌声(そうしんのかせい)
- 曾母投杼(そうぼとうちょ)
「母」を含む四字熟語
「投」を含む四字熟語
「杼」を含む四字熟語
- 曾母投杼(そうぼとうちょ)