「甲」を含む四字熟語一覧
甲を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
按甲休兵(あんこうきゅうへい)
武装を解いて、戦いや争いをやめること。 「按甲」は甲冑を外すこと。 「休兵」は兵を休ませること。 「甲(こう)を按(あん)じて兵を休む」とも読む。
按甲寝兵(あんこうしんぺい)
武装を解いて、戦いや争いをやめること。 「按甲」は甲冑を外すこと。 「寝兵」は兵を休ませること。
解甲帰田(かいこうきでん)
甲を解いて田園に帰るという意味から、除隊や退官して故郷へ帰り平和に暮らすこと。
棄甲曳兵(きこうえいへい)
戦いに負け、戦意を失って逃げること。 「棄甲」は鎧を脱ぎ捨てる、「曳兵」は武器を引きずって歩くことから、敗走するという意味。
亀甲獣骨(きこうじゅうこつ)
亀の甲羅と獣の骨のこと。 古代中国の殷の時代に、甲骨文字を刻んで占いの記録をしていたとされている。
亀甲獣骨(きっこうじゅうこつ)
亀の甲羅と獣の骨のこと。 古代中国の殷の時代に、甲骨文字を刻んで占いの記録をしていたとされている。
胸中甲兵(きょうちゅうのこうへい)
頭の中に計略があること。 または、すぐれた計略が頭の中にあること。 「胸中」は胸の中にあること。 「甲兵」は武具を纏った兵士。 胸の中に軍隊がいるという意味から。
堅甲利兵(けんこうりへい)
強大な戦力を持つ軍隊のこと。 「堅甲」は丈夫な鎧、「利兵」は鋭い武器。
甲論乙駁(こうろんおつばく)
議論の結論が出ないこと。 「論」は意見を出すこと。 「駁」は反対の意見を出すこと。 「甲」が意見を出すと「乙」が反対の意見を出すということから、互いに意見を出したり反論したりするだけで、いつまでも結論が出ないという意味。
先甲後甲(せんこうこうこう)
間違いがないように注意深く、落ち着いて行うこと。 または、物事が起こる兆候の前後。 「甲」は法令を新たに作る場合に、人々に丁寧に説明するべきということ。または、物事の兆候の始め。 「先甲」は兆候が現れていないこと。 「後甲」は兆候が現れた後のこと。
枕戈寝甲(ちんかしんこう)
いつでも戦いができるように準備を怠らないこと。 「戈」はほこ、武器のこと。 「甲」はよろい、防具のこと。 武器を枕にして、防具をつけたまま寝るという意味から。 「戈(ほこ)を枕にし甲(よろい)に寝(い)ぬ」とも読む。
手甲脚半(てっこうきゃはん)
手や脚を守るために身に付けるもののこと。 「手甲」は手の甲を守るための布。 「脚半」は脛に巻く布で、脚を守り、動きやすくするためのもの。 旅や屋外で作業するときに身に付けていた。 「手甲脚絆」とも書く。
手甲脚絆(てっこうきゃはん)
手や脚を守るために身に付けるもののこと。 「手甲」は手の甲を守るための布。 「脚半」は脛に巻く布で、脚を守り、動きやすくするためのもの。 旅や屋外で作業するときに身に付けていた。 「手甲脚絆」とも書く。
腹中鱗甲(ふくちゅうりんこう)
気性が激しく、人と争いやすい性質のたとえ。または、性格が陰険で、心がねじけていることのたとえ。 心の中に固い鱗や甲羅があり、触ると触れた側が傷つくということから。