「淡」を含む四字熟語一覧
淡を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
虚静恬淡(きょせいてんたん)
私心や私欲が全くなく、心が落ち着いていていること。 「虚静」は心の中に不信や疑念などがなく、落ち着いていること。 「恬淡」は私欲がなく、あっさりとしていること。 「虚静恬澹」とも、「虚静恬憺」とも書く。
虚無恬淡(きょむてんたん)
心に不信や不満、欲望などなく、穏やかで落ち着いていること。 「虚無」は何もなく、空っぽなこと。 「恬淡」はあっさりとしていて、無欲なこと。
攻苦食淡(こうくしょくたん)
粗食を受け入れて、辛い状況を我慢すること。 または、苦学すること。 「攻苦」は苦しく辛いことと戦うこと。または、苦学すること。 「食啖」は味の無い食べ物を食べること。 「攻苦(こうく)啖(たん)を食らう」とも読む。 「攻苦食淡」とも書く。
交淡如水(こうたんじょすい)
水のようにさっぱりとした人との付き合いのこと。 徳のある人物の人付き合いをいう言葉で、徳のある人物の人付き合いは淡白に見えるが、心のこもったものであるという意味から。 「交わりは淡きこと水の如し」を略した言葉。
清淡寡慾(せいたんかよく)
物事に執着せず、清らかで無欲な様子。 「清淡」は清らかで、無欲なこと。 「寡慾」は欲望が少ないこと。 「清淡寡欲」とも書く。
清淡寡欲(せいたんかよく)
物事に執着せず、清らかで無欲な様子。 「清淡」は清らかで、無欲なこと。 「寡慾」は欲望が少ないこと。 「清淡寡欲」とも書く。
清淡虚無(せいたんきょむ)
静かで落ち着いて、わだかまりなどがなにもなく、欲の少ない心。 「清淡」は心が清らかでさっぱりしていること。 「虚無」は何もない状態ということから、物欲がないという意味。
大味必淡(たいみひったん)
最もすぐれた味は、薄味であっさりしているものであるということ。 「大味」は味のすぐれている食べ物。 「淡」は味がうすく、あっさりしているという意味。 濃い味の食べ物は、短い期間好まれることは合っても長続きせず、うすくあっさりとした食べ物は飽きられずに好まれるという意味から。 「大味(たいみ)必ず淡し」とも読む。
淡粧濃抹(たんしょうのうまつ)
美しい女性の容姿のこと。 または、女性の化粧のこと。 「淡粧」は薄い化粧。 「濃抹」は濃い化粧。 どちらの化粧も、それぞれの良さがあって美しいという意味から。 中国の北宋の蘇軾が、中国四大美女の西施と、湖の西湖の美しさを比べて評した詩から。
恬淡寡欲(てんたんかよく)
物事にこだわらず、さっぱりとしていて、欲望が少ないこと。 「恬淡」は物事に執着せず、さっぱりとしていること。 「寡欲」は欲がすくないこと。
無欲恬淡(むよくてんたん)
さっぱりとしていて、欲がなく、物事にこだわらないこと。 「恬淡」はものに執着せずに、落ち着いていること。 「恬淡」は「恬澹」、「恬憺」とも書く。