「載」を含む四字熟語一覧
載を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
遺臭万載(いしゅうばんさい)
悪い評判やうわさを後世まで残すこと。 「遺」は残すこと。 「臭」は悪臭ということから、悪い噂や評判のたとえ。 「万載」は万年という意味。
厚徳載福(こうとくさいふく)
高い徳がある人は、幸福を身に受けること。 または、幸福を受けられること。 「厚徳」は高い徳があること。 「載福」は幸福を身に受けること。
載舟覆舟(さいしゅうふくしゅう)
「載舟」は船を浮かべる、「覆舟」は船が転覆することで、船を浮かせるのも転覆させるのも水という意味から、君主は人民に支えられ、人民によって滅ぼされるということ。 または、人は敵になることもあれば、味方になることもあるということ。
載籍浩瀚(さいせきこうかん)
たくさんの書物があることのたとえ。 「載籍」は物事の内容や様子を記した書籍という意味から、書物のこと。 「浩瀚」は巻数が多いという意味。
山簡倒載(さんかんとうさい)
大酒飲みのこと。 「山簡」は人の名前。 「倒載」は車に乗せた酒を全て傾けるという意味から、全ての酒を飲み尽くすという意味。 古代中国の晋の将軍の山簡は大の酒好きで、高陽地のほとりで酒を持って行っては全て飲み尽くし、ご機嫌で帰ってきていたという故事から。
車載斗量(しゃさいとりょう)
量や数が多すぎて全てを量ることができないこと。 車に載せて、ますで量るほど多いという意味から。
千載一遇(せんざいいちぐう)
千年に一度あるかないかの絶好の機会のこと。 「千載」は千年という意味。「載」は年のこと。 「一遇」は一度出会うこと。
兆載永劫(ちょうさいようごう)
限りなく長い時間のこと。 「兆載」は一兆年という意味。 「永劫」は仏教の言葉で、非常に長い時間という意味。
天覆地載(てんぷうちさい)
広く大きな人徳や慈愛の心のたとえ。 「天覆」は天が上から広くこの世の全てのものを覆うこと。 「地載」は地が下からこの世の全てのものを載せて支えること。 天地が全てのものを包み込むという意味から、様々なことを受け入れる、人としての器量の大きさをいう。
倒載干戈(とうさいかんか)
戦いが終わって平和になることの形容。 「倒載」は武器を上下逆に積むこと。 「干戈」は盾と矛のことから武器の総称。 殷の紂王を討伐した帰りに、武王が武器を逆に積み、刃を虎の皮で覆って戦いを二度としないと示した故事から。 「干戈(かんか)を倒載(とうさい)す」とも読む。
百載無窮(ひゃくさいむきゅう)
いつまでも無くなることがないこと。 「百載」は「百歳」のことで、百年という意味から、永遠、永久という意味。 「無窮」は限りがないこと。 天地はいつまでも不変であることをいう言葉。