「依」を含む四字熟語一覧
依を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
- 依様葫蘆(いようころ)- 手本の通りにだけ行って工夫されていないこと。 様式に従ってひょうたんを描くということから。 「葫蘆」はウリ科の植物のひょうたんの別称。 「様(よう)に依(よ)りて葫蘆(ころ)を画(えが)く」とも読む。 
- 依流平進(いりゅうへいしん)- 経歴や年齢が多い順番の通りに出世すること。 「流」は等級や身分、段階という意味。または、自然の成り行きのこと。 「平進」は順番通りに進むということ。または、成り行きの通りに進む。 「流れに依(よ)りて平進(へいしん)す」とも読む。 
- 依怙贔屓(えこひいき)- 自分の気に入った者だけに肩入れすること。 「依怙」は不公平という意味。本来は頼るという意味の言葉。 「贔屓」は特に目をかけるという意味。 
- 依他起性(えたきしょう)- 存在は他の存在との関係によって成り立っているという考え。 唯識法相宗(ゆいしきほっそうしゅう)の教義で、三性(さんしょう)の一つ。 
- 帰依三宝(きえさんぽう)- 仏門に入り、仏教徒になること。 「帰依」は仏の教えに従い、信じること。 「三宝」は仏と仏の教え、それを布教する僧のこと。 「三宝(さんぽう)に帰依(きえ)す」とも読む。 
- 旧態依然(きゅうたいいぜん)- 昔の状態のまま、進歩や変化が全くないこと。 「旧態」と「依然」は、どちらも昔からの状態が良くも悪くも変わらずに続いていること。 
- 脣歯相依(しんしそうい)- 互いに頼り合い、支え合う深い関係にある状態。 「脣」は唇のこと。 密接に関わり合っている唇と歯のような関係との意から。 「脣歯(しんし)相(あい)依(よ)る」とも読む。 「脣」は「唇」とも書く。 
- 唇歯相依(しんしそうい)- 互いに頼り合い、支え合う深い関係にある状態。 「脣」は唇のこと。 密接に関わり合っている唇と歯のような関係との意から。 「脣歯(しんし)相(あい)依(よ)る」とも読む。 「脣」は「唇」とも書く。 
- 百依百順(ひゃくいひゃくじゅん)- 人に言われるがまま従うこと。 「依」はもたれかかる、頼るという意味。 「順」は逆らうことなく従うこと。 
- 輔車相依(ほしゃそうい)- 一つが駄目になると、もう一つも駄目になるような、非常に深い関係のこと。 「輔車」は車の添え木と車の荷台。または、頬の骨と下顎の骨のこと。 唇と歯や、頬の骨と下顎の骨のように、互いに助け合うことによって、互いに存続できるような関係をいう言葉。 中国の晋がカクの国を攻めるときに、虞の国は晋に通過する許可を出したが、虞の国と互いに助け合う関係にあったカクの国が滅びると、虞の国も滅びたという故事から。 
 
         
    