「在」を含む四字熟語一覧
在を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
意在言外(いざいげんがい)
自分の考えを意図的に曖昧にして、相手に推察させること。 または、詩文の字間や行間に自分の考えを込めること。
円転自在(えんてんじざい)
言葉や行動を思うように、淀みなく行われること。 または、その様子。 「円転」は淀みなく動くこと。
活殺自在(かっさつじざい)
他人を自分の好きなように使うこと。 「活殺」は生かすことと殺すこと。 「自在」は望み通りに出来ること。 生かすも殺すも思い通りに出来るという意味から。
豁達自在(かったつじざい)
心が広く、小さなことにこだわらないこと。 「闊達」は心が広いこと。 「自在」は何ものにも縛られず、心のままであること。 「豁達自在」とも書く。
闊達自在(かったつじざい)
心が広く、小さなことにこだわらないこと。 「闊達」は心が広いこと。 「自在」は何ものにも縛られず、心のままであること。 「豁達自在」とも書く。
緩急自在(かんきゅうじざい)
物事を思いのままに操ること。 「緩急」は程度が弱いことと強いこと。または、遅いことと早いこと。 「自在」は思ったとおりにできること。 状況に合わせて程度や速度などを思い通りに操ることをいう。
近郷近在(きんごうきんざい)
近い場所にある村。近所の村々。 または、大きな町に近い村。 「近郷」と「近在」はどちらも、近くにある村や大きな町に近い村という意味で、似た意味の言葉を重ねて強調したもの。 「近在近郷」ともいう。
近在近郷(きんざいきんごう)
近い場所にある村。近所の村々。 または、大きな町に近い村。 「近郷」と「近在」はどちらも、近くにある村や大きな町に近い村という意味で、似た意味の言葉を重ねて強調したもの。 「近在近郷」ともいう。
擒縦自在(きんしょうじざい)
自分の好きなように人を処遇すること。 「擒」は捕まえること。 「縦」は逃がすこと。 捕まえるのも逃がすのも思いのままという意味から。
高下在心(こうげざいしん)
普段からの心構え次第で、物事がうまくいくかどうかが決まること。または、人事や賞罰を与える権利を一人で握っていて、考え次第で好き勝手にすること。 「高下」は高さと低さ、「在心」は自分の考え方のことで、高くすることも低くすることも自分の考え次第で好きにできるということから。
在々所々(ざいざいしょしょ)
「あちらこちら」または「いたるところ」という意味。 「在在」と「所所」はどちらも「あちこち」や「ところどころ」という意味。
在在所所(ざいざいしょしょ)
「あちらこちら」または「いたるところ」という意味。 「在在」と「所所」はどちらも「あちこち」や「ところどころ」という意味。
在邇求遠(ざいじきゅうえん)
人としての正しい道は身近なところに求めるべきなのに、人は遠いところにあるものを求めようとするということ。 親や年長者など相応に敬うなど身近なことから始めれば、結局天下はうまく治まるという孟子の言葉から。
在留邦人(ざいりゅうほうじん)
海外に一時的に家を持ち居住している日本人のこと。 「在留」は主に外国に居住することで、ある期間その地に滞在すること。 「邦人」は日本人のこと。
志在千里(しざいせんり)
目標が非常に大きいこと。 千里先を目指すことから。 「志(こころざし)千里(せんり)に在(あ)り」とも読む。
主権在民(しゅけんざいみん)
国家を統治するための、最も大きな権力は国民が持っているという考え。 「主権」は国家の最も大きい権力。 「在民」は国民が持っているということ。
出没自在(しゅつぼつじざい)
自由に現れたり隠れたりすること。 または、何の兆しもなく、突然現れたり隠れたりすること。 または、自在に出没するために、所在がわからないこと。 「出没」は現れたり、消えたりすること。 「自在」は思った通りにできること。
逍遥自在(しょうようじざい)
世間から離れて、自由に楽しむこと。 「逍遥」は気分に任せて歩くということから、思うままに楽しむこと。 「自在」は何ものにも縛られないこと。
伸縮自在(しんしゅくじざい)
思うように伸ばしたり、縮めたりできること。 または、物事を思うとおりに操れること。 「伸縮」は伸ばしたり縮めたりすること。 「自在」は思うことが思うとおりになること。
心不在焉(しんふざいえん)
心が他の場所にあるため、目の前の物事に集中できない状態を指す言葉。 注意散漫で、手元の作業や会話に心を傾けることが難しい様子などをいう。 「心(こころ)焉(ここ)に在(あ)らず」とも読む。
縦横自在(じゅうおうじざい)
自分の思ったことを邪魔されることなく、思ったように出来ること。 または、思い切りやりたいことをすること。 「縦横」と「自在」はどちらも何者からも邪魔されることなく、思うとおりに出来ること。
自由自在(じゆうじざい)
思ったことが思った通りに出来ること。 または、思う存分やりたいことをやること。 「自由」と「自在」はどちらも、邪魔されることなく思い通りに出来るという意味。
常在戦場(じょうざいせんじょう)
物事に取り組むときの心得。 戦場にいる感覚で、いつも気を引き締めて行うべきであると説いた言葉。 「常に戦場に在(あ)り」とも読む。
人生在勤(じんせいざいきん)
生きていく上で、努力と勤勉が重要であるとの考え。 「人生(じんせい)は勤(つと)むるに在(あ)り」とも読む。
人亡物在(じんぼうぶつざい)
亡くなった人を偲(しの)び、遺品を通じてその人の存在や思い出を感じること。 人が亡くなった後も、その人の持ち物や遺品は残るとの意から。 「人(ひと)亡(ぼう)じて物(もの)あり」とも読む。
潜在意識(せんざいいしき)
自覚していない、心の奥の深い部分に隠れている意識。 「潜在」は表に表れずに、奥深くに存在していること。
富貴在天(ふうきざいてん)
財産や地位は天命によって決まっており、人の思い通りにはならないということ。
伏寇在側(ふくこうざいそく)
常に自身の身のまわりの注意を怠らず、慎みのある言動をするべきだということ。 「伏寇」は潜んでいる盗賊、「在側」は近いところにいるという意味。 怠ることなく、いつも注意すべきだという戒めの言葉。 「伏寇(ふくこう)側(かたわら)に在り」とも読む。
不在証明(ふざいしょうめい)
事件が起こったその時に、容疑者が現場にいなかったことを証明すること。 「現場不在証明」を略した言葉。
変幻自在(へんげんじざい)
好きなように姿を現したり消したり、思い通りに姿を変えたりすること。 「変幻」は幻のようにあっという間に消えたり現れたりすること。 「自在」は思うとおりに出来ること。
鳳凰在笯(ほうおうざいど)
秀でた才のある人が公職に就かず、地位に恵まれないことのたとえ。 「鳳凰」は古代中国の伝説上の鳥のことで、徳の高い天子が世に現れた時に現れるとされている。 「笯」は鳥籠(とりかご)のこと。 鳳凰が鳥籠の中にいて自由に動けないという意味から。 「鳳凰(ほうおう)笯(ど)に在り」とも読む。 「鳳皇在笯」とも書く。
鳳皇在笯(ほうおうざいど)
秀でた才のある人が公職に就かず、地位に恵まれないことのたとえ。 「鳳凰」は古代中国の伝説上の鳥のことで、徳の高い天子が世に現れた時に現れるとされている。 「笯」は鳥籠(とりかご)のこと。 鳳凰が鳥籠の中にいて自由に動けないという意味から。 「鳳凰(ほうおう)笯(ど)に在り」とも読む。 「鳳皇在笯」とも書く。