「灯」を含む四字熟語一覧
灯を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
愛月撤灯(あいげつてっとう)
ものを大切にして可愛がる程度が、極めて激しいこと。 「愛月」は月を愛すること。 「撤灯」は光源となる灯りを撤去すること。 中国の唐の蘇テイは、酒を飲みながら詩を作る宴席で、月明かりがとても美しかったので、灯りを撤去させたという故事から。 「月を愛して灯(ともしび)を撤(てっ)す」とも読む。
紅灯緑酒(こうとうりょくしゅ)
歓楽と贅沢な食事のたとえ。または、人通りの多いにぎやかな繁華街や歓楽街のたとえ。 「紅灯」は紅い灯りのことで、繁華街や歓楽街などのにぎやかな町のきらびやかな灯りをいう。 「緑酒」は緑色の酒のことで、美酒のたとえ。 「緑酒紅灯」ともいう。
孤灯一穂(ことういっすい)
ただ一つだけ灯っている明かり。 「一穂」は一本の穂のこと。形が似ていることから、一つの灯火のたとえ。 寂しく孤独な人のたとえとしても使われる言葉。
梧前灯火(ごぜんとうか)
書斎で本を読むこと。 「梧前」は桐の机の前のこと。 桐の机の前の明かりの下という意味から。
新涼灯火(しんりょうとうか)
秋の始めの夜の涼しさは、灯りの下で読書するにはぴったりだということ。 「新涼」は秋の初めの涼しさ。 「灯火」は灯りの下で書物を読むということで、「灯火親しむべき候」を略した言葉。
如暗得灯(じょあんとくとう)
迷いのある人間が仏道に入門すること。 真っ暗な場所で先を照らす明かりを得ることから。 仏教の言葉。 「暗(あん)に灯(とう)を得(う)る如(ごと)し」とも読む。
長者万灯(ちょうじゃのまんとう)
裕福な人が用意する多くの灯火。 金の力だけで施しはたくさんしているが、心がこもっていないこと。
長者万灯(ちょうじゃのまんどう)
裕福な人が用意する多くの灯火。 金の力だけで施しはたくさんしているが、心がこもっていないこと。
灯火可親(とうかかしん)
過ごしやすい秋の長い夜は、灯りの下で読書をするのにちょうどいいということ。 初秋の形容として使われる。 「灯火(とうか)親しむ可(べ)し」とも読む。
灯紅酒緑(とうこうしゅりょく)
歓楽と贅沢な食事のたとえ。または、人通りの多いにぎやかな繁華街と歓楽街のたとえ。 「灯紅」は紅い灯りのことで、繁華街や歓楽街などのにぎやかな町のきらびやかな灯り。 「酒緑」は緑色の酒のことで美酒のたとえ。
貧者一灯(ひんじゃのいっとう)
誠意がこもっている行いのこと。 または、誠意のこもった行いは尊いものであるということのたとえ。 裕福な人が多くの寄付をするよりも、貧しい人の誠意のこもった少しの寄付のほうが尊いものであるという意味の言葉。 古代インドの阿闍世王が、仏を供養するためにたくさんの灯明で照らしたが、それらの灯明はすべて消えてしまった。 貧しい老女が誠意を込めて用意した灯明は、朝まで輝き続けたという故事から。
風前之灯(ふうぜんのともしび)
人の命や物事が非常に危険な状況にあることのたとえ。 風が吹き付けていていつ消えてもおかしくない灯火という意味から。
緑酒紅灯(りょくしゅこうとう)
歓楽と贅沢な食事のたとえ。または、人通りの多いにぎやかな繁華街や歓楽街のたとえ。 「紅灯」は紅い灯りのことで、繁華街や歓楽街などのにぎやかな町のきらびやかな灯りをいう。 「緑酒」は緑色の酒のことで、美酒のたとえ。 「緑酒紅灯」ともいう。