「負」を含む四字熟語一覧
負を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
伊尹負鼎(いいんふてい)
大きな望みのために、卑しい身分に身を落とすこと。 「伊尹」は人の名前で、中国、殷の代の宰相。 「鼎」は足が三本のものを煮る調理器具。 君主に仕えるという大きな望みために、 まずは料理人として雇われ、のちに宰相になった伊尹の故事から。
一六勝負(いちろくしょうぶ)
ばくちのこと。また、運任せの思い切った行動のこと。 「一六」はさいころの目のこと。 さいころを振って、一の目が出るか、六の目が出るかを賭けて勝負するということから。
使蚊負山(しぶんふさん)
与えられた任務をこなせないことのたとえ。 虫の蚊に、大きな山を背負わせるということから。 「蚊(ぶん)を使(し)て山を負(お)わしむ」とも読む。
真剣勝負(しんけんしょうぶ)
全力の勝負。 元は武士が木刀や竹刀などではなく、真剣で戦うことをいう。
自負自賛(じふじさん)
自分の行為をすぐれていると思い込み、自分の行為を褒めること。 「自負」は自分の才能をすぐれていると思い込むこと。 「自賛」は自分の行いを自分で褒めること。 「自負自讃」とも書く。
自負自讃(じふじさん)
自分の行為をすぐれていると思い込み、自分の行為を褒めること。 「自負」は自分の才能をすぐれていると思い込むこと。 「自賛」は自分の行いを自分で褒めること。 「自負自讃」とも書く。
肉袒負荊(にくたんふけい)
上半身を脱いで裸になり、罪人を罰するための荊の鞭を背負い、自ら罰してほしいと心から謝罪すること。 「肉袒」は上半身を脱ぎ裸になることで、どんな罰でも受けるという降伏の意思を表すこと。 「負荊」は罪人を鞭打ちするための荊の鞭を背負うこと。 「肉袒(にくたん)して荊(けい)を負う」とも読む。
忍辱負重(にんじょくふじゅう)
辱めを受けても耐え続け、重い責任を背負いながらも全うすること。 「忍辱」は屈辱を我慢すること。 「負重」は重い責任を背負うこと。 「辱(はずかし)めを忍(しの)び重きを負(お)う」とも読む。
負薪汲水(ふしんきゅうすい)
自然の中で質素な生活をすること。 薪を採って谷川の水を汲むということから。
負薪之憂(ふしんのうれい)
自分の病気を謙遜していう言葉。 「負薪」は薪を背負うこと。 「憂」は病気。 薪を背負ったせいで疲れてしまって病気になるということから。または、病気になってしまい、薪を背負う余力も無くなるということから。
負薪之病(ふしんのへい)
自分の病気を謙遜していう言葉。 「負薪」は薪を背負うこと。 薪を背負ったせいで疲れてしまって病気になるということから。または、病気になってしまい、薪を背負う余力も無くなるということから。
負薪之病(ふしんのやまい)
自分の病気を謙遜していう言葉。 「負薪」は薪を背負うこと。 薪を背負ったせいで疲れてしまって病気になるということから。または、病気になってしまい、薪を背負う余力も無くなるということから。
忘恩負義(ぼうおんふぎ)
受けた恩を忘れて、義理に背くこと。
廉頗負荊(れんぱふけい)
心の底から謝罪すること。 「廉頗」は人の名前。 「負荊」は茨を背負うこと。 中国の春秋戦国時代の趙の国の将軍である廉頗は、藺相如のことを恨んでいたが、藺相如は廉頗と争うと秦に滅ぼされるとして争いを避けていた。 そのことを知った廉頗は自身を恥じて、裸で茨の鞭を背負い、藺相如に心から謝罪して、後に相手のために死んでもいいと思うほどの親友になったという故事から。 「廉頗(れんぱ)荊(いばら)を負う」とも読む。