「句」を含む四字熟語
「句」を含む四字熟語 — 13 件
一語一句(いちごいっく)
ひとつひとつの言葉。 「一語」と「一句」は、どちらも一つひとつの言葉という意味で、重ねて意味を強調した言葉。 「一句一語」ともいう。
一言一句(いちごんいっく)
一つひとつの言葉、ちょっとした言葉。
一言半句(いちごんはんく)
短い言葉。些細な言葉。一言。 「一言」と「半句」はどちらも少しの言葉という意味で、似ている意味のものを重ねて強調した言葉。
一字一句(いちじいっく)
一つの文字や、一つの言葉。 「一字」と「一句」という似た意味の言葉を重ねて強調したもので、主に書き言葉についていう。
鉤章棘句(こうしょうきょくく)
ひどく読みにくい文章のこと。 または、奇怪で難しい文章のこと。 「鉤章」の「鉤」は釣り針のことで、釣り針のように引っかかりの多い文章のこと。 「棘句」はいばらのようにとげのある句のこと。 「鈎章棘句」とも書く。
句駮省便(こうはくせいべん)
財政をしっかりと管理して、収入と支出を正確にすること。 「句」は収入と支出を正確に調べること。 「駮」は書類を調べて不正を論じ暴くこと。 「省」は節約すること。 「便」は流通を便利にして、利益を得ること。 「句剥省便」とも書く。
章句小儒(しょうくしょうじゅ)
経典の一つの語句や、一つの文字の解釈にばかりこだわって、経典に書かれている一番大切なことを理解しない人のこと。 主に愚かな儒学者に対していう言葉。 「小儒」はくだらない儒学者ということ。
章決句断(しょうけつくだん)
文章を章と句に分け、それぞれの内容を一つ一つ明確に決めること。
冗詞贅句(じょうしぜいく)
詩や文章の中にある必要のない語句。
尋章摘句(じんしょうてきく)
些細なことばかりこだわって、全体的なものの見方ができないこと。 「尋章」と「摘句」は文章の一節を考えること。 文章や詩の語句を解釈することにこだわって、書物全体の意味や趣旨を理解できないという意味から。 「章を尋(たず)ね句を摘(つ)む」とも読む。
滞言滞句(たいげんたいく)
言葉にばかりこだわって、真理を理解することができないこと。 「滞」はこだわるという意味で、仏教語で仏典の言葉の解釈ばかりこだわることを戒めたもの。
美辞麗句(びじれいく)
「うまく飾り立てた美しい言葉」という意味で、内容が真実味に欠けるという悪い意味で使われることが多い言葉。 または、うわべだけの言葉という意味。 「美辞」と「麗句」はどちらも美しく飾り立てた言葉という意味。
片言隻句(へんげんせきく)
少しだけの言葉。一言だけの短い言葉。 「片」は欠片、「隻」は一つという意味から、どちらも少しやわずかなことのたとえ。 「片言」と「隻句」は、どちらも少しの言葉や一言だけの短い言葉という意味で、同じ意味の言葉を重ねて強調したもの。
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