「道」で終わる四字熟語
「道」で終わる四字熟語 — 22 件
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「無道」は人としての道理にはずれていること。
隠居楽道(いんきょらくどう)
世間から離れ、山奥などの静かな場所に住み、清くゆったりとした気持ちで生活すること。または、文人が街中での生活を楽しむこと。 「隠居(いんきょ)、道(みち)を楽しむ」とも読む。
懸鶉楽道(けんじゅんらくどう)
粗末な姿で、貧しくも清らかな生活を楽しむこと。 「懸鶉」はぶら下げたうずらのことで、すそがあがった衣服に見えるということから、破れた粗末な衣服のたとえ。 「楽道」は聖人と賢者の道を守りながら楽しむこと。 「懸鶉(けんじゅん)、道を楽しむ」とも読む。
胡説乱道(こせつらんどう)
辻褄が合わないでたらめな議論や言葉。 「胡説」はでたらめな議論。 「乱道」はいい加減なことを言うこと。または、そのようなことを言って道理を乱すこと。
強悪非道(ごうあくひどう)
人の道理をはずれるほど、計り知れないほど悪いこと。
極悪非道(ごくあくひどう)
人の道から外れた、これ以上ないほどの悪のこと。 「極悪」は類を見ないほど極めて悪いこと。 「非道」は人としての道理に反していること。
残酷非道(ざんこくひどう)
人の道にはずれていて、見ていられないほど酷い様子。 または、そのように酷い振る舞いや行い。
従容中道(しょうようちゅうどう)
自然な振る舞いが、道理に合っていることのたとえ。 「従容」は余裕があり、落ち着いている様子。 「中道」は道に合致すること。 『中庸』では、意識せずに自然な振る舞いが、天の道理に合っていることこそ聖人の道であるとされている。 「従容(しょうよう)として道に中(あ)たる」とも読む。 「縦容中道」とも書く。
晨夜兼道(しんやけんどう)
急いで仕事をすること。 または、昼も夜も休まずに先へ進むこと。 「晨」は朝のこと。 「兼道」は二日かかる行程を一日で進むこと。
造反無道(ぞうはんむどう)
体制に背いて、道理に外れた行いをすること。 「造反」は体制に背いた行動を起こすこと、謀反。
大逆無道(たいぎゃくむどう)
道理や人の道からひどく外れた常軌を逸した行為のこと。 「大逆」は君主や親を殺すなどの極悪な行い。 「無道」は道理を無視した行いのこと。
大欲非道(たいよくひどう)
慈悲が全くなく、非常に欲深いこと。 「大欲」は欲深いこと。 「非道」は人の道から外れていること。 「大慾非道」とも書く。
中庸之道(ちゅうようのみち)
偏りがなく、過不足のない態度のこと。 儒教の中心的な思想とされ、考えや行動が中立であることをいう。
天魔外道(てんまげどう)
天上界にいる魔王と仏教を信仰しない人のこと。 「天魔」は仏教の修行や、善い行いなどを妨害したり、邪道に誘ったりする魔王のこと。 「外道」は仏教以外の宗教や、仏道から外れた教えのこと。または、それらを信仰する人のこと。 「天魔」も「外道」も仏道を妨害し、害を与える者のことをいう。
二河白道(にがびゃくどう)
仏教での極楽往生へ至るための道のこと。 「二河」は怒りを示す火の河と貪欲を示す水の河のこと。 二つの河に挟まれた極楽の彼岸に到達する白い道のことで、両側から火と水が迫り、後ろからも追っ手が迫っている中で一心にその道を進むと、ついには極楽浄土へたどり着いたことから、煩悩にまみれた人でも念仏一筋につとめれば悟りの彼岸にいたることを説いたもの。
八相成道(はっそうじょうどう)
仏教の言葉で、釈迦の一生を表す八つの段階や局面のこと。 「八相」は降兜率、托胎、出胎、出家、降魔、成道、転法輪、入滅の八つの段階や局面をいう言葉。 「成道」は悟りを開いて、仏教の道を完成すること。
非義非道(ひぎひどう)
人としてやってはいけない、道に背いた悪い行いのこと。 「非義」は義理に背いた行い。 「非道」は人としての道から外れた行い。
文武両道(ぶんぶりょうどう)
学問と武道のこと。 または、学問と武道の両方にすぐれた能力があること。 「文」は文学や学問、芸術などの道。文道。 「武」は剣術や柔術、弓術などの道。武道。 「両道」は二つの道。 現代では、主に勉学と運動のどちらも優れているという意味で用いられる。
暴虐非道(ぼうぎゃくひどう)
人の道を外れた残酷で乱暴な行いのこと。 または、そのような人のこと。
煩悩外道(ぼんのうげどう)
煩悩や迷いにとらわれていて、仏教を信仰しない人のこと。 「煩悩」は心や体を惑わせる、欲望や執着、怒りなどの心の働きのこと。 「外道」は仏教以外の思想や宗教を信仰すること。または、その人のこと。
無理非道(むりひどう)
人としての道理から外れていること。 「無理」と「非道」はどちらも人としての道理から外れていること。
四字熟語一覧
- /
- 1ページ
- 全1件