「浅」を含む四字熟語
「浅」を含む四字熟語 — 15 件
浅瀬仇波(あさせあだなみ)
思慮が浅い人は、気にする必要がないどんな小さな出来事でも大騒ぎすることのたとえ。 深い淵より浅瀬のほうが激しく波が起こることから。
軽慮浅謀(けいりょせんぼう)
思慮の欠けた考えや作戦。 「軽慮」は軽はずみな考え。 「浅謀」はあまり考えられていない計画や作戦。
交浅言深(こうせんげんしん)
知り合ってから日が経っていないにも関わらず、互いに心を許し合えることのたとえ。 付き合いは浅いが、深く立ち入った話をするということから。 「交わり浅くして言(ことば)深し」とも読む。
深厲浅掲(しんれいせんけい)
その時々の状況に合わせて適切に対処すること。 「厲」は着物をたくし上げること。 「掲」は裾をからげること。 深い川を渡る時には着物をたくし上げ、浅い川を渡る時は裾をからげて渡ることから。 「深ければ厲(れい)し、浅ければ掲(けい)す」とも読む。
浅学寡聞(せんがくかぶん)
知識や経験が少ないこと。 「浅学」は学問や知識が乏しいこと。 「寡聞」は実際に見たり聞いたりして得た知識や経験が少ないこと。 自身の知識や経験の少なさを謙遜していう言葉。 「寡聞浅学」ともいう。
浅学短才(せんがくたんさい)
自分のことを謙遜していう言葉で、学問や知識が浅く、才能や能力が乏しいこと。 「浅学」は修練が足りないために、学問や知識が浅いこと。 「短才」は才能がないこと。
浅学非才(せんがくひさい)
学問や知識が浅く、才能や能力が乏しいこと。 自分のことを謙遜していう言葉。 「浅学」は修練が足りず、学問や知識が浅いという意味。 「非才」は才能がない、才能が劣っているという意味。 「浅学菲才」とも書く。
浅識非才(せんしきひさい)
自分のことを謙遜していう言葉で、学問や知識が浅く、才能や能力が乏しいこと。 「浅識」は修練が足りないために、学問や知識が浅いこと。 「非才」の「非」は「菲」とも書き、野菜のかぶらのことをいい、薄いや劣ったなどの意味から、「非才(菲才)」は才能がないことのたとえ。
浅酌低唱(せんしゃくていしょう)
酒を軽く飲んで歌や詩を小声で口ずさむこと。 「浅酌」は少量の酒をたしなむ程度に軽く飲むこと。 「低唱」は歌を小さく低い声で歌うこと。 「低唱浅斟」「浅斟低唱」「浅酌微吟」ともいう。
浅薄愚劣(せんぱくぐれつ)
考えが軽薄で、知識が浅く、愚かなこと。 「浅薄」は考えが浅はかで、知識がないこと。 「愚劣」はばかばかしいこと。
単樸浅近(たんぼくせんきん)
簡単で飾り気が無く、底が浅い様子。 「単樸」は簡単で素朴なこと。 「浅近」は底が浅いこと。
智謀浅短(ちぼうせんたん)
浅はかな策略のこと。 考えが足りないこと。 「智謀」は知恵や策略、または知恵を使った策略。 「浅短」は浅はかなこと、思慮が足りないこと。 「知謀浅短」とも書く。
皮相浅薄(ひそうせんぱく)
物の見方が浅く表面しか見ないこと。または、知識や学問などに奥深さがないこと。 「皮相」は見た目や表面のこと。 「浅薄」は深さが浅くて厚さが薄いこと。 「浅薄皮相」ともいう。
縫衣浅帯(ほういせんたい)
儒者の服のことで、袖の下から腋を縫った服と広い帯のこと。 また儒者、学者、文人のこと。 「縫衣」は袖の下から腋を縫いつけた服である縫腋のことで、「浅帯」は広い帯のこと。
無学浅識(むがくせんしき)
学問と知識のどちらもないこと。 「無学」は学問がないということ。 「浅識」は知識が浅いということ。
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