「下品」に関連する四字熟語一覧
「下品」に関連する四字熟語の一覧です。
衣冠禽獣(いかんきんじゅう)
下品で程度の低い人のたとえ。 礼服を着た鳥や獣ということから。 「衣冠」は官吏が朝廷に勤めに出る際に着る服。 「禽獣」は鳥と獣のことで、人格の低い人のたとえ。
嘔啞嘲哳(おうあちょうたつ)
乱れていて品がなく、聞き苦しい音。または、幼い子どもの騒々しい声のこと。 「嘔啞」は子どもの声のこと。または、騒々しい音のこと。 「嘲哳」は調子の外れた聞き苦しい音。
尺二秀才(せきじのしゅうさい)
世間で認められていない文字を書く人を非難する言葉。 または、品の無い秀才のこと。 「秀才」は中国の官吏登用試験の科挙を受ける権利を持っている人のこと。または、科挙の試験科目の一つ。 科挙の試験で、「盡」の文字を俗字の「尽」と書いた人を、試験官だった楊万里は、尽の文字を「尺」と「二」に分解して、尺二の受験生と言い、合格させなかったという故事から。
俗臭芬芬(ぞくしゅうふんぷん)
下品で低俗な様子。 「俗臭」は低俗で卑しい様子。 「芬芬」は臭いが強く香ること。 金銭や社会的地位に固執する様子をいう。 「俗臭紛紛」とも書く。
没風流漢(ぼつふうりゅうかん)
風流を理解できない、下品な男のこと。 「没風流」は風流を理解できないこと。 「漢」は男性のこと。
野卑滑稽(やひこっけい)
下品でばかばかしくてくだらないこと。 「野卑」は品がなく卑しい様子。 「滑稽」はくだらなくてみっともない様子。 「野鄙滑稽」とも書く。