明明白白について

四字熟語 | 明明白白 |
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読み方 | めいめいはくはく |
意味 | 考える必要もなく、疑う要素もないほどはっきりとしていること。
他と区別できてはっきりとしているという意味の「明白」を重ねて強調した言葉。 |
出典 | - |
別表記 | 明々白々(めいめいはくはく) |
類義語 | 一目即了(いちもくそくりょう) |
一目瞭然(いちもくりょうぜん) |
使用されている漢字
「明」を含む四字熟語
英明闊達(えいめいかったつ)
すぐれた才能と知恵を備え持ち、小さなことにこだわらない大らかな性格の人のこと。 「英明」は才能と知恵に長けていること。 「闊達」は心が広いこと。
淵明把菊(えんめいはきく)
風流をこの上なく愛する人のたとえ。 「淵明」は人の名前で、東晋の詩人の陶淵明のこと。 「把菊」は菊の花を摘むこと。 九月九日の重陽の節句に祝いの酒がなく、することがないので菊の花を摘んでいると、郡の長官の使いが酒を持ってきたので、陶淵明は喜んで飲み干して、酔って家に帰ったという故事から。 『蒙求』の表題の一つ。
恩讎分明(おんしゅうぶんめい)
恩とあだをはっきりと区別し、それぞれに必ず報いること。 「恩讎」は恩と讎(あだ)。 「分明」ははっきりと区別すること。 「恩讐分明」とも書く。
開化文明(かいかぶんめい)
科学力や技術力が上がることにより、生活の水準が上がること。 「開化」は今までにない知識や文化を知り、影響を受けて変化すること。 「文明」は人の創った文化。 日本では特に明治時代初期に、西洋の文化を取り入れて近代化した時代の流れのことをいう。
赫赫明明(かくかくめいめい)
はっきりとしていて、非常に明るく光り輝く様子。 「赫赫」は非常に明るく輝く様子。 「明明」ははっきりとしている様子。
闊達明朗(かったつめいろう)
明るくて些細なことにこだわらずさっぱりしていること。 「闊達」は些細なことにこだわらず、度量の大きいこと。
「白」を含む四字熟語
烏白馬角(うはくばかく)
絶対にあるはずがないこと。 「烏白」は頭の色が白い烏、「馬角」は角の生えている馬のことで、そのような動物は存在しないということから。
雲中白鶴(うんちゅうのはっかく)
世俗を超越した、心の清らかな人のたとえ。 白い雲の中にいる白い鶴のことで、心が清らかで、気高く立派な人物をたとえた言葉。
顔面蒼白(がんめんそうはく)
恐怖や怪我などで動揺したり、困惑したりして血の気が失せた顔色のこと。 「蒼白」は青白いこと。
堅白異同(けんぱくいどう)
辻褄の合わない無茶な論理を展開すること。詭弁。 中国の戦国時代の趙の公孫竜の詭弁のことで、堅くて白い石を見ると白いことはわかるが堅さは分からない、手で触って堅さを調べると色は分からないので、堅くて白い石は存在しないというもの。
堅白同異(けんぱくどうい)
辻褄の合わない無茶な論理を展開すること。詭弁。 中国の戦国時代の趙の公孫竜の詭弁のことで、堅くて白い石を見ると白いことはわかるが堅さは分からない、手で触って堅さを調べると色は分からないので、堅くて白い石は存在しないというもの。
月白風清(げっぱくふうせい)
静かで美しい秋の月の明るい夜の風情。 「月白」は白く美しく輝く月。 「風清」は涼しくさっぱりとした秋の風。 「月白く風清し」とも読む。