黝堊丹漆について
黝堊丹漆
ゆうあく-たんしつ

四字熟語 | 黝堊丹漆 |
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読み方 | ゆうあくたんしつ |
意味 | 建物が昔からの伝統に基づいて作られていること。 異説もあるが、「黝」は青みを帯びた黒色、「堊」は白色、「丹」は赤色、「漆」は黒色または漆塗りのこと。 |
出典 | 李覯「袁州学記」 |
使用されている漢字
「黝」を含む四字熟語
黝堊丹漆(ゆうあくたんしつ)
「堊」を含む四字熟語
黝堊丹漆(ゆうあくたんしつ)
「丹」を含む四字熟語
一寸丹心(いっすんのたんしん)
嘘のない本心から誠意。 ほんの少しだけの真心という意味から。 自身の誠意という意味の謙譲語。 「一寸」の「寸」は長さの単位で、とても短いことや、少ないことのたとえ。 「丹心」は真心、誠意のこと。
臍下丹田(せいかたんでん)
漢方医学で気を集中して力を込めると健康を保ち、元気や勇気が沸くとされているへそから三寸ほど下あたりのこと。 「丹田」はその箇所の名前。
丹書鉄契(たんしょてっけい)
功労のあった家臣に天子が与えた誓文のこと。 鉄に朱で書かれた割り符で、本人やその子孫が罪を犯したときに減免される証となった。
碧血丹心(へきけつたんしん)
厚い忠誠心や誠意のこと。 「碧血」は青い宝玉。 「丹心」は誠意や真心。 敬王に仕えていた萇弘は、讒言によって追放されて、郷里で腹を裂いて自決した。 その後、その血が化して青く美しい宝玉になっていたという故事から。
黝堊丹漆(ゆうあくたんしつ)
「漆」を含む四字熟語
膠漆之交(こうしつのまじわり)
非常に親しい友人との関係。親友。 「膠漆」はにかわとうるしのことで、どちらも接着剤として使われたもので、固い結びつきのたとえ。
漆身呑炭(しっしんどんたん)
仇討ちや復讐をするために、非常に苦労すること。 「漆身」は漆を身体に塗る、「呑炭」は炭を呑むこと。 春秋時代、晋の予穣は主君の仇討ちをするために別人を装うために、漆を身体に塗って皮膚病を装い、炭を呑んで声が出ないようにして機会をうかがったという故事から。
呑炭漆身(どんたんしっしん)
仇討ちや復讐をするために、多くの苦労を重ねること。 「呑炭」は炭を呑むこと。 「漆身」は漆を身体に塗ること。 春秋時代、晋の予穣は主君の仇討ちをするために、漆を身体に塗って皮膚病の別人を装い、炭を呑んで声が出ないようにして機会を窺ったという故事から。
黝堊丹漆(ゆうあくたんしつ)
雷陳膠漆(らいちんこうしつ)
とても深く固い友情のこと。 「雷陳」は中国後漢の雷義と陳重という人物。 「膠漆」は接着剤の膠と漆のこと。 膠や漆がかたく張り付くよりも二人の関係は固いと噂されたという故事から。