「藉」を含む四字熟語一覧
藉を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
悪声狼藉(あくせいろうぜき)
よい評判がなくなって、評判を元に戻すことができないこと。 「悪声」は悪い評判。 「狼藉」は散らかっていて、取りまとめることができないこと。 悪名が広がりすぎて、どうにもならない状況をいう言葉。
温言慰藉(おんげんいしゃ)
優しい言葉で人を慰めること。 「温言」は優しい言葉。 「慰謝」は同情して慰めること。 「温言慰藉」とも書く。
家内狼藉(かないろうぜき)
家の中がひどく散らかっていること。 「狼藉」は乱れていて無秩序なこと。
声名狼藉(せいめいろうぜき)
よい評判がなくなって、評判を元に戻すことができないこと。 「声名」はよい評判。 「狼藉」は散らかっていて、取りまとめることができないこと。 悪名が広がりすぎて、どうにもならない状況をいう言葉。
枕経藉書(ちんけいしゃしょ)
読書に夢中になることのたとえ。 枕として経書を使い、敷物として書物を使うということから。 「経(けい)を枕にし書を藉(し)く」とも読む。
杯盤狼藉(はいばんろうぜき)
酒宴で皿や杯が酷く散らかっている様子のこと。 または、酒宴が終わった後の酷く散らかっている様子のこと。 「杯盤」は杯や皿などの食器のこと。 「狼藉」は狼が寝るために敷いた草の散らかった様子のことから、酷く散らかっている様子のたとえ。
名声藉甚(めいせいせきじん)
よい評判が世の中に広く知られるようになること。 「籍甚」はよい評判が極めて高くなること。 「名声藉甚」とも書く。
落花狼藉(らっかろうぜき)
あちこちひどく散らかっていること。 花が舞い散るという意味から。 「落花」は花が散ること。 「狼藉」は狼が草を敷いて寝た後の散らかっている様子のこと。
乱暴狼藉(らんぼうろうぜき)
法に背くような荒々しい振る舞いのこと。 どちらも法に背くような穏やかでない行動をすること。 「狼藉」の本来の意味は狼が草を敷いて寝た後の散らかっている様子のことだが、ここでは荒々しい振る舞いという意味。 似ている意味のものを重ねて強調した言葉。