「謀」を含む四字熟語一覧
謀を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
陰謀詭計(いんぼうきけい)
人知れず立てた、人を裏切る悪巧みのこと。 「陰謀」はひそかに悪い計画を立てること。 「詭計」は人を裏切って貶める策略のこと。
陰謀詭秘(いんぼうきひ)
他人に知られないよう企んだ、騙すための計略。 「陰謀」と「詭秘」はどちらも密かに計画した悪だくみ。
遠謀深慮(えんぼうしんりょ)
遠い先の未来のことに深く考えをめぐらせて、手抜かりのない計画を立てること。 または、その計画そのもののこと。 「深慮」は欠陥がないようにしっかり考えられた計画。 「遠謀」は将来のことを見通してしっかりと考えること。 「遠謀深慮」ともいう。
遠慮深謀(えんりょしんぼう)
深く考えをめぐらせて、遠い先の未来のことを見通して、手抜かりのない計画を立てること。また、その計画のこと。 「深謀」は欠陥がないようにしっかり考えられた計画。 「遠慮」は遠い先のことをしっかりと考えること。 「遠慮深謀」ともいう。
鳩首謀議(きゅうしゅぼうぎ)
人が集まって真剣に話し合うこと。 「鳩」は集めるという意味。 「鳩首」は人が顔を合わせて集まること。 「謀議」は真剣に話合うこと。
苦肉之謀(くにくのはかりごと)
苦し紛れの策略のこと。または、自らの体を苦しめることまでして、敵を欺く策略のこと。 三国時代、赤壁の戦いで呉の黄蓋が魏のスパイの前で、自らの意思で刑を受け、見限っての投降と思わせて、敵の陣営の船団に火を放ち形勢逆転した故事から。 「苦肉之謀」とも書く。
軽慮浅謀(けいりょせんぼう)
思慮の欠けた考えや作戦。 「軽慮」は軽はずみな考え。 「浅謀」はあまり考えられていない計画や作戦。
権謀術策(けんぼうじゅっさく)
他人を騙し貶める策略のこと。 「権謀」は状況にあわせた策略。 「術策」は策略のこと。 特に社会や組織などの集団の中で他者を貶めて、自分の都合がいい状況に仕向け、地位や評価を上げる策略のこと。
権謀術数(けんぼうじゅっすう)
他人を騙しておとしめる策略のこと。 「権謀」は状況にあわせた策略。 「術数」は策略のこと。 特に、社会や組織などの集団の中において、他者をおとしめることで自分にとって都合がいい状況になるように仕向けて、地位や評価を上げる策略のこと。
好謀善断(こうぼうぜんだん)
しっかりと考えて、物事を正しく処理すること。 「謀」はしっかりと考えること。 「善断」はうまく処理すること。
詐謀偽計(さぼうぎけい)
相手を騙して罠にはめる策略。 「詐謀」と「偽計」はどちらも相手を騙すための策略。
舎近謀遠(しゃきんぼうえん)
近くに良いものがあることに気が付かずに捨ててしまい、遠くまで捜し求めること。 「舎近」は近くにあるものを捨てること。 「謀遠」は遠くにあるものを求めること。
神算鬼謀(しんさんきぼう)
人が考えたとは思えないほどにすぐれた策略のこと。 「算」と「謀」はどちらも策略のこと。 神や鬼神が考えた策略という意味から。
深謀遠慮(しんぼうえんりょ)
深く考えをめぐらせて、遠い先の未来のことを見通して、手抜かりのない計画を立てること。また、その計画のこと。 「深謀」は欠陥がないようにしっかり考えられた計画。 「遠慮」は遠い先のことをしっかりと考えること。 「遠慮深謀」ともいう。
深慮遠謀(しんりょえんぼう)
遠い先の未来のことに深く考えをめぐらせて、手抜かりのない計画を立てること。 または、その計画そのもののこと。 「深慮」は欠陥がないようにしっかり考えられた計画。 「遠謀」は将来のことを見通してしっかりと考えること。 「遠謀深慮」ともいう。
多謀善断(たぼうぜんだん)
しっかりと考えて、物事を正しく処理すること。 「謀」はしっかりと考えること。 「善断」はうまく処理すること。
築室道謀(ちくしつどうぼう)
意見が多過ぎるとまとめることが困難で、物事がなかなか実現しないということ。 「築室」は家を建てること。 「道謀」は道で人に相談してまわること。 道で人に相談しても、それぞれが異なる意見を言うので、結局家が完成しないということから。
知小謀大(ちしょうぼうだい)
知力が乏しいにもかかわらず、大きな計画を立てること。 「謀大」は大きな計画や構想のこと。 「智小謀大」とも書く。
知謀浅短(ちぼうせんたん)
浅はかな策略のこと。 考えが足りないこと。 「智謀」は知恵や策略、または知恵を使った策略。 「浅短」は浅はかなこと、思慮が足りないこと。 「知謀浅短」とも書く。
智謀浅短(ちぼうせんたん)
浅はかな策略のこと。 考えが足りないこと。 「智謀」は知恵や策略、または知恵を使った策略。 「浅短」は浅はかなこと、思慮が足りないこと。 「知謀浅短」とも書く。
朝不謀夕(ちょうふぼうせき)
目の前のことを考える余裕もない、差し迫った状況のこと。 または、先のことを考える余裕もないこと。 朝に夕方のことすら考えないという意味から。 「朝(あした)に夕(ゆうべ)を謀らず」とも読む。