「きか」から始まる四字熟語
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機会均等(きかいきんとう)
全ての国や人などに、差別なく等しい待遇や権利を与えること。 教育や経済活動についての出発点を等しくすることをいう。 「均等」は平等という意味。
奇怪千万(きかいせんばん)
いつもとは違っていて物凄く不気味なこと。 または、酷く礼儀や道理にはずれていること。 「奇怪」は 不道徳や不思議、不気味ということ。
棄灰之刑(きかいのけい)
刑罰に慈悲が無く、極めて厳しいことのたとえ。 「棄灰」は道路に灰を捨てることで、軽犯罪のたとえ。 中国の殷の時代の方では、道路に灰を捨てた人は、死刑にされていたとされ、そのように厳しく刑罰を与えることで、人々に法を犯す恐怖を植え付けようとしたとされている。
機械之心(きかいのこころ)
「機械」は巧妙な仕組みの器具のことから、たくらみや偽り、たくらみ偽る心のこと。 または、策略をめぐらす考え。
帰家穏座(きかおんざ)
旅に出ていた人が自宅に帰って落ち着くこと。 仏教の言葉で、人が本来持っている仏性に立ち返って安らかに暮らすという意味から。
奇貨可居(きかかきょ)
絶好の好機は逃さずに、うまく利用しなければならないというたとえ。 珍しい物品は貯えておいて価値が上がった後に売ること。 「奇貨」は珍しい品物、「居」は蓄えるという意味。 中国の呂不韋という人物が、趙の人質になった秦の王子を援助し、後に利用した故事から。
鬼家活計(きかかっけい)
意味のない努力のこと。 「鬼家」は死んだ人の霊が住んでいる世界。 「活計」は生活や努力のこと。 仏教の言葉で、死者の霊が死後の世界で行う生活や努力という意味から。
鬼家活計(きかのかっけい)
意味のない努力のこと。 「鬼家」は死んだ人の霊が住んでいる世界。 「活計」は生活や努力のこと。 仏教の言葉で、死者の霊が死後の世界で行う生活や努力という意味から。
揮汗成雨(きかんせいう)
たくさん汗をかく様子。 または、人がたくさんいる様子。 たくさんの人たちの振り払う汗が、雨のように見えるということから。 「汗を揮(ふる)いて雨を成す」とも読む。
鬼瞰之禍(きかんのわざわい)
良い出来事には邪魔が入りやすいことのたとえ。 または、富み栄えているときに付け上がっていると、周りから妬まれて災いを受けることのたとえ。 「瞰」は隙を狙う、もしくは窺うという意味。 富裕な家に災いを下そうとして、邪鬼が隙を狙っているという意味から。
饑寒並至(きかんへいし)
非常に貧しく辛い生活。 「饑」は食べるものがなく餓えること。 「寒」は着るものがなく凍えること。 餓えと寒さによる苦しい生活のことから。 「饑寒(きかん)並び至(いた)る」とも読む。