「策」で終わる四字熟語
「策」で終わる四字熟語 — 11 件
窮余一策(きゅうよのいっさく)
逃げることができなくなり、どうしようもなくなった時に思いついた手段や作戦。 「窮余」は苦し紛れにという意味。 「一策」は一つの作戦。
偽詐術策(ぎさじゅっさく)
策略、計略のことで、相手を貶めるための策略をいう。 「偽詐」は相手を騙すこと。 「術策」は策略、計略のこと。
苦肉之策(くにくのさく)
苦し紛れの策略のこと。 または、自らの体を苦しめることまでして、敵を欺く策略のこと。 三国時代、赤壁の戦いで呉の黄蓋が魏のスパイの前で、自らの意思で刑を受け、見限っての投降と思わせて、敵の陣営の船団に火を放ち形勢逆転した故事から。
権謀術策(けんぼうじゅっさく)
他人を騙し貶める策略のこと。 「権謀」は状況にあわせた策略。 「術策」は策略のこと。 特に社会や組織などの集団の中で他者を貶めて、自分の都合がいい状況に仕向け、地位や評価を上げる策略のこと。
三十六策(さんじゅうろくさく)
逃げるべきときには逃げるのが最もよい計略であるということ。 古代中国の三十六種の兵法の一つで、その中で最もよいとされる計略。 「三十六策走(にぐ)るを上計と為(な)す」を略した言葉。
算無遺策(さんむいさく)
策略が全てうまくいくこと。 「算」は結果を予測して考えること。 「遺策」は駄目な部分のある策略。 「算(さん)に遺策(いさく)無(な)し」とも読む。
束手無策(そくしゅむさく)
どうする方法もなく、何もできないこと。 「束」は縛ること。 策略もなく、手も縛られていて何もできないという意味から。 「手(て)を束ねて策無し」とも読む。
八方画策(はっぽうかくさく)
多方面に働きかけて、計画を実現させようとすること。 「八方」は、あらゆる方面。 「画策」は、計画の実現をはかること。
万全之策(ばんぜんのさく)
失敗する可能性が少しもない、完璧な策略。 「万全」は一万に一つも失敗する可能性がないということから。
妙計奇策(みょうけいきさく)
他の人の思いつかないような奇抜ですぐれた計略。 「妙計」はすぐれた計略のこと。 「奇策」は人が思いつかない奇妙な策のこと。 「奇策妙計」ともいう。
無為無策(むいむさく)
何も対策をせずに、そのまま放置すること。 「無為」は何もしないこと。 「無策」は有効的な対策をだすことができないこと。 「無策無為」ともいう。
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