「味」を含む四字熟語
「味」を含む四字熟語 — 21 件
一味徒党(いちみととう)
同じ志や目的のために集まること。また、その仲間のこと。 「一味」は同じ目的をもつ同志、仲間のこと。 「徒党」も仲間を表すが、多くは悪い仲間のことをいう。
一味同心(いちみどうしん)
同じ目的をもって結束すること。または、同じ目的をもち集まり、心を一つにした同志、仲間のこと。 「一味」は同じ目的をもつ同志、仲間のこと。 「同心」は志を同じくすること。
一味郎党(いちみろうとう)
同じ志や目的のために集まること。また、その仲間、同志のこと。 「一味」は同じ目的をもつ同志、仲間のこと。
意味深長(いみしんちょう)
言動や詩文などに深い趣や意味が込められていること。 または、表に出ている意味とは別の意味が隠されていること。 「深長」は奥深くに意味が隠されていること。 「意味深」という形で略して使うこともある。
興味索然(きょうみさくぜん)
興味が次第に薄れていくこと。 または、面白いと感じなくなること。 「索然」は次第に減っていってなくなること。
興味津津(きょうみしんしん)
物事を面白いと思う気持ちが、尽きることなく沸いてくること。 「興味」は物事に心を惹かれ、面白いと思う気持ちのこと。 「津津」は常に沸き続けること。 「興味津々」とも書く。
興味本位(きょうみほんい)
面白いか面白くないかだけを判断の基準にすること。 「興味」は物事に心を惹かれ、面白いと思う気持ちのこと。 「本位」は行動や考えなどを判断する時に基準になるもののこと。
香美脆味(こうびぜいみ)
極めて贅沢な食事のこと。 「香美」は香辛料のきいた、よい香りのする料理。 「脆味」は柔らかい菓子。
索然寡味(さくぜんかみ)
内容が不十分で、面白みがないこと。 「索然」は面白みがないこと。 「寡味」は少ないこと。 「索然(さくぜん)として味寡(すくな)し」とも読む。
山海珍味(さんかいのちんみ)
山と海で採れた物から作られた、珍しい味のする食べ物。 または、非常に豪華な料理のこと。
尚古趣味(しょうこしゅみ)
現代にはない良さを昔に感じ、当時のものを好むこと。
熟読玩味(じゅくどくがんみ)
文章をしっかりと読んで、その意味を落ち着いてゆっくりと考えて味わうこと。 「熟読」は文章を繰り返し読んで、意味を十分に考えること。 「玩味」は食べ物の味をしっかりと感じながら食べるという意味で、文章の深い意味を読み取って味わうこと。 「熟読含味」とも書く。
大味必淡(たいみひったん)
最もすぐれた味は、薄味であっさりしているものであるということ。 「大味」は味のすぐれている食べ物。 「淡」は味がうすく、あっさりしているという意味。 濃い味の食べ物は、短い期間好まれることは合っても長続きせず、うすくあっさりとした食べ物は飽きられずに好まれるという意味から。 「大味(たいみ)必ず淡し」とも読む。
太牢滋味(たいろうのじみ)
立派で豪華な料理のこと。 「太牢」は祭りの時に供えるいけにえという意味から、牛、羊、豚の三種の肉のこと。 「滋味」はおいしい食べ物のこと。 「大牢滋味」とも書く。
珍味佳肴(ちんみかこう)
この上なくおいしく、珍しい味のご馳走。 「珍味」は珍しい味の食べ物。 「佳肴」はとてもおいしい酒のおかず。 「珍味嘉肴」とも書く。
低徊趣味(ていかいしゅみ)
世俗を離れてのんびりとした気持ちで自然や芸術を楽しむこと。 「低徊」は考え事をしたりしながら、ゆっくりと歩き回ること。 「低」は「彽」、「徊」は「回」とも書く。
手前味噌(てまえみそ)
自分で自分のことを自慢すること。 各家庭で味噌を作ることが一般的であった頃、色々な工夫をこらして作った自分の味噌を周りに自慢していたことが語源とされている。
百味飲食(ひゃくみのおんじき)
色々な珍しい味の食べ物や、おいしい食べ物のこと。 「百味」は様々なおいしい食べ物。 「飲食」は飲み物と食べ物。
美味佳肴(びみかこう)
豪勢でおいしい料理のこと。 「美味」はおいしいこと。 「佳肴」は素晴らしい料理のこと。
無上趣味(むじょうしゅみ)
どんなものでも、最も良いものを好んで欲しがる気持ちのこと。 「無上」は一番よいもののこと。 「趣味」は楽しみとすること。
無味乾燥(むみかんそう)
面白いと思える要素や風情が何もないこと。 「無味」は味が無いという意味から、面白みがないことのたとえ。 「乾燥」は水分がなくなり潤いに欠けるという意味から、風情や面白みがないことのたとえ。 「乾燥無味」ともいう。
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