「李」で終わる四字熟語
「李」で終わる四字熟語 — 6 件
桜梅桃李(おうばいとうり)
桜(さくら)、梅(うめ)、桃(もも)、李(すもも)がそれぞれ独自の花を咲かせるように、人もまた、自分らしさや個性を大切にし、それぞれの特性を活かして生きるべきであるという考え。
華如桃李(かじょとうり)
女性の容姿が非常に美しい様子。 桃やスモモの花のように鮮やかで美しい様子ということから。 「華」は花のことで、華やかな様子のたとえ。 「桃」は淡い紅色の花、「李」は濃い紅色や白色の花をいうもので、どちらも華やかな様子のたとえ。また、どちらも多くの実をつけるということから豊穣の象徴とされている。 容姿の優れた男女が結婚する時の様子を詩にした言葉。 「華(はな)やかなること桃李(とうり)の如(ごと)し」とも読む。
公門桃李(こうもんのとうり)
政府の官職に、すぐれた能力のある人材が集まっていることのたとえ。 「公門」は政府や役所のこと。 「桃李」は植物のももやすもものこと。 ももやすももは夏には涼しい木陰を生み、秋には食べられる実をつけるということから、人の役に立つすぐれた才能のある人のたとえ。
投桃報李(とうとうほうり)
仲の良い友人同士で、お互いに物を贈りあうこと。 または、自分が徳を施せば、必ず徳で報いるということ。 「李」は植物のスモモ。 桃を贈られれば、お返しにスモモを贈るという意味から。 「桃を投じて李(すもも)に報(むく)ゆ」とも読む。
道傍苦李(どうぼうのくり)
誰からも関心を示されずに見捨てられたもののたとえ。 「道傍」は道端のこと。 「苦李」は苦い味のすもも。 道端にある誰の物でもないすももの木に実がなっていても、苦いすももは誰もとろうとしないという意味から。 中国の三国時代の賢者の王戎が、多くの人が道端のすももをとり合っていたが、王戎はとろうとしなかったという故事から。
浮瓜沈李(ふかちんり)
上品で趣きや味わいのある夏の遊び。 瓜を水に浮かべて、李を水に沈めること。 「瓜を浮かべて李(すもも)を沈む」とも読む。
四字熟語一覧
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