「喪」を含む四字熟語
「喪」を含む四字熟語 — 16 件
意気沮喪(いきそそう)
意気込みがくじけて、やる気や元気がなくなること。 「意気」は気力や気概。「沮喪」は勢いを失い元気や勢いがなくなること。 「意気阻喪」とも書く。
栄辱得喪(えいじょくとくそう)
名誉と恥辱や、利益と損失などの世俗的な関心事。 「栄辱」は名誉と恥辱。 「得喪」は利害。
灰心喪気(かいしんそうき)
気を落として、元気がなくなること。 「灰心」は火が消えた灰のように勢いがなく落胆している心。 「喪気」は元気を失うこと。
禍福得喪(かふくとくそう)
災難にあったり、幸せなことがあったり、成功して出世したり、失敗して地位を失ったりすること。 「禍福」は災いと幸せ。 「得喪」は成功と失敗。または、出世して地位を得ることと、地位を失うこと。
冠婚喪祭(かんこんそうさい)
祝いと弔いの儀式の総称。 「冠」は成人式、「婚」は結婚式、「葬」は葬式、「祭」は法事や盆などの祖先の祭礼のこと。 「婚」は「昏」、「葬」は「喪」とも書く。
玩人喪徳(がんじんそうとく)
人を見くびって軽く扱うと、自身の徳を失うことになるということ。 「玩人」は人を軽く見てもてあそぶこと。 「人を玩(もてあそ)べば徳を喪(うしな)う」とも読む。
玩物喪志(がんぶつそうし)
必要の無いものに夢中になって、大切なことをなおざりにすること。 「喪志」は本来の目的を忘れること。 物に執着すれば志を失くしてしまうという意味から。 「物(もの)を玩(もてあそ)べば志(こころざし)を喪(うしな)う」とも読む。
士気阻喪(しきそそう)
集団のやる気や熱意、意気込みがくじけて低くなり勢いがなくなること。 「士気」は戦いに臨む兵士のやる気のこと。 「阻喪」は気分が殺がれること。
囚首喪面(しゅうしゅそうめん)
顔や髪を整えないこと。 「囚」は囚人、「首」は頭という意味から、髪のこと。 「喪」は喪中の人。 髪を梳かさない囚人のように乱れた髪と、顔を洗わない喪中の人のように汚れた顔という意味から。
心神喪失(しんしんそうしつ)
精神的に弱って、行動の結果がどうなるかを考える能力がなくなること。 「心神」は心、精神。 「喪失」は失う、無くすこと。 法律用語。
垂頭喪気(すいとうそうき)
元気がなくて落ち込んでいる様子。 「垂頭」は頭を垂れること。 「喪気」は元気を失うこと。 「頭(かしら)を垂れ気を喪(うしな)う」とも読む。
戦意喪失(せんいそうしつ)
戦おうとする気力がなくなること。 または、物事を解決しようとする気力がなくなること。 「戦意」は戦おうとする気持ち。 「喪失」はなくなること。
喪家之狗(そうかのいぬ)
元気がなくてやつれている人のたとえ。 または、身を寄せるところがなく、放浪している人のたとえ。 「喪家」は喪中の家のこと。 「狗」は犬のこと。 葬式をしている家は忙しいので、犬に餌をやり忘れてしまい犬がやせてしまうという意味から。 また、一説に家を失った犬や宿無しの犬のことをいうこともある。
聞風喪胆(ぶんぷうそうたん)
評判やうわさを聞いて激しく驚くこと。 「聞風」はうわさ話のこと。 「喪胆」は胆を失う、激しく驚くという意味。 「風(ふう)を聞きて胆(きも)を喪(うしな)う」とも読む。
養生喪死(ようせいそうし)
生きているものをしっかりと養って、死んだものをしっかりと弔うこと。 民がこれを十分に果たせるようになることが、王道政治の第一歩とした孟子の思想。 「生を養い死を喪(そう)す」とも読む。
利害得喪(りがいとくそう)
自分にとっての利益と損失のこと。 「利害」は利益と損害、「得喪」は得することと損すること。 同義語を重ねて強調した語。
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