「一」で終わる四字熟語
「一」で終わる四字熟語 — 9 件
一切即一（いっさいそくいち）
全体は個の中にあり、また個一つ一つの中に全体があること。 個と全体は相即しているという考え方。 または、このように考えれば人生や世界を正しく把握できるという教え。 「一切」はすべてのこと。 仏教用語。
開三顕一（かいさんけんいち）
仏教において悟りに至るための三つの道（三乗）が仮の姿であり、最終的には仏の統一された教えである一乗こそが真実の教えであると示すこと。
勧百諷一（かんぴゃくふういつ）
役に立ったり利益になることがあまりなく、悪影響を与えたり損害になったりすることのほうが多いこと。 言葉や文章についていう言葉。 元は百の贅沢を勧めて、一の節約をするということを遠回しに諫（いさ）めた言葉。 「百（ひゃく）を勧（すす）めて一（いつ）を諷（ふう）す」とも読む。
終始如一（しゅうしじょいつ）
最初から最後まで一貫していること。 「終始（しゅうし）、一（いつ）の如（ごと）し」とも読む。
心口如一（しんこうじょいつ）
内心と発言が同じであること。裏表のない様子。 心と口が一つであるという意味から。 「心口（しんこう）一（いつ）の如（ごと）し」とも読む。
精神統一（せいしんとういつ）
他のことに気を散らさずに、心を一つにして集中すること。 目的を達成するために他のことに気を散らさず、そのことだけに集中する心の持ち方のこと。
知行合一（ちこうごういつ）
知識と実践は一体であるということ。 また、知識があっても実践をしなければそれは本当の「知」とはいえず、知識に実践が伴ったものが本当の「知」であるという考え方。
二者選一（にしゃせんいつ）
二つのものの中から一つのものを選択すること。 「選一」は一つのものを選ぶという意味。
二者択一（にしゃたくいつ）
二つの中からどちらか一つを選択すること。 「択一」は一つのものを選ぶという意味。
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