「天候」に関連する四字熟語一覧
「天候」に関連する四字熟語の一覧です。
- 和気香風(かきこうふう)- 穏やかな天候で、よい香りが満ち溢れていること。 「和気」は穏やかな気候。 「香風」はよい香りや、よい香りが含まれている風のこと。 
- 寒気凜冽(かんきりんれつ)- 極めて寒いこと。 「凜」と「冽」はどちらも寒いという意味から、「凜冽」は非常に寒いこと。 「寒気凜烈」とも書く。 
- 傾盆大雨(けいぼんのたいう)- 激しく降る雨、豪雨のたとえ。 「盆」は水や酒を入れるための大きい器、鉢。 鉢をひっくり返したように見えるほどの雨ということから。 
- 黒雲白雨(こくうんはくう)- 空が黒い雲に覆われて、激しい雨が降ってくること。 「白雨」は一時的に降る激しい雨。 
- 黒風白雨(こくふうはくう)- 暴風雨のこと。 「黒風」はちりやほこりが巻き上がるほどの強い風のこと。 「白雨」は急に降ったり止んだり、強くなったり弱くなったりする雨、にわか雨のこと。 
- 五風十雨(ごふうじゅうう)- 五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降る、農耕に適した天候のこと。 または、世の中が平和で穏やかな状態であることのたとえ。 「五風」は五日に一度風が吹くこと。 「十雨」は十日に一度雨が降ること。 
- 三寒四温(さんかんしおん)- 冬に寒い日が三日ほど続いた後、四日ほど温かくなること。 中国北部や朝鮮半島北部で、シベリア高気圧の影響を受けて起きる現象。 これを繰り返しながら少しずつ春の気候へと変わっていく。 また、近年の日本においては三寒四温がはっきりと現れることは少ないため、春の初めに低気圧と高気圧が交互にくる周期的な変化のことをいう場合が多い。 
- 秋天一碧(しゅうてんいっぺき)- 雲一つない、すっきりと晴れた秋空の様子。 「秋天」は晴れた秋空。 「一碧」は空や水面が青い色一色なこと。 
- 十風五雨(じゅうふうごう)- 十日ごとに風が吹き、五日ごとに雨が降る、農耕に適した天候のこと。 または、世の中が平和で穏やかな状態であることのたとえ。 
- 青天白日(せいてんはくじつ)- 雲一つない晴れ渡った青空と輝く太陽のこと。 転じて、やましいことが一切ないことのたとえ。 または、無実が明らかになり、疑いが晴れることのたとえ。 「青天」は晴れ渡った青空のこと。 「白日」は明るく輝く太陽のこと。 「白日青天」ともいう。 
- 苦雨凄風(せいふうくう)- 冷たい強風と長く降り続く雨のこと。 「苦雨」は何日も降り続いている雨。 「凄風」は冷たく激しい風。 「苦雨凄風」ともいう。 
- 台風一過(たいふういっか)- 台風が通り過ぎること。 または、台風が通り過ぎたあとのすっきりと晴れた空のこと。 または、騒動が治まったあとに静かになること。 「一過」は停滞せずに通り過ぎること。 
- 滴水成氷(てきすいせいひょう)- 冬の猛烈な寒さのこと。 または、極寒の地のこと。 滴る水がすぐに氷になるという意味から。 「滴水(てきすい)氷を成す」とも読む。 
- 飛雪千里(ひせつせんり)- 非常に激しく吹雪く様子のこと。 雪が千里先まで飛んでいくという意味から。 
- 風雨淒淒(ふううせいせい)- 風や雨が激しく、酷く冷たくて寒い様子。 または、乱世のこと。 「風雨」は風と雨が激しいという意味から嵐のこと。 「淒淒」は冷たくて寒い様子のことで、乱世のたとえとして用いることもある。 「風雨凄凄」とも書く。 
- 碧落一洗(へきらくいっせん)- 雨が降ったあとに、空がきれいに晴れ渡ること。 「碧落」は綺麗に晴れ渡った空。 「一洗」はすっきりと洗い流すこと。 
- 満城風雨(まんじょうふうう)- 町全体が風雨に襲われること。 または、事件などがすぐに町中に知れ渡り、いろんな所で大騒ぎになること。 「城」は城壁に囲まれた町のこと。 
 
         
    