「論争」に関連する四字熟語一覧
「論争」に関連する四字熟語の一覧です。
- 扞格齟齬(かんかくそご)- 意見がぶつかり合うこと。 「扞格」はお互いに相手の意見を認めないこと。 「齟齬」はかみ合わないという意味。 「捍格齟齬」とも書く。 
- 侃侃諤諤(かんかんがくがく)- 相手に遠慮することなく、激しく議論を戦わせる様子。 または、遠慮することなく、自分が思っていることをはっきりと言うこと。 「侃侃」は心が強く、信念を曲げることがないこと。 「諤諤」は思っていることをはっきりと言うこと。 「侃々諤々」とも書き、「侃諤」と略すこともある。 
- 危言覈論(きげんかくろん)- 正しいと思う主張について激しく議論を戦わせること。 「危言」は自身の身が危険な状況になることを気にかけずに、自分の考えをはっきりと言うこと。 「覈論」は激しく論じること。 
- 焦唇乾舌(しょうしんかんぜつ)- ひどく悩んで苦労すること。 または、激しい言い争いをすることのたとえ。 唇が焦げて舌が乾くほどに悩み苦しむという意味から。 「唇を焦がし舌を乾かす」とも読む。 「焦脣乾舌」とも書く。 
- 数黒論黄(すうこくろんこう)- 口論すること。 または、陰口を言うこと。 「数」は人の失敗を責めること。または、説明すること。 黒色や黄色について議論するということから。 「黒を数(せ)め、黄を論ず」とも読む。 
- 多事争論(たじそうろん)- たくさんの人が様々な議論を戦わせること。 「多事」はたくさんの事柄。 「争論」は議論を戦わせること。 
- 談論風発(だんろんふうはつ)- 盛んに議論や討論をすること。 「談論」は議論や討論のこと。 「風発」は風が勢いよく吹くという意味から、物事の勢いが盛んな様子。 
- 打打発止(ちょうちょうはっし)- 激しい議論を交わすこと。 または刀などでお互いに激しく切り合って戦う様子を表す言葉。 「打打」は物同士を何度も打ち続ける音。 「発止」は硬い物が激しくぶつかり合う音。 「打打」は「丁丁」、「発止」は「発矢」とも書く。 
- 百家争鳴(ひゃっかそうめい)- 様々な立場の学者や専門家が自由に盛んな勢いで論争すること。 「百家」は数多くの学者や専門家のこと。 「争鳴」は自由で活発な議論をすること。 1956年に中国共産党の主席である毛沢東が「百家斉放」と共に掲げた標語の一つで、翌年には撤回された。 春秋戦国時代の学者や学派は諸子百家と呼ばれ、孔子や老子、孫子などの様々な学派の思想家が論争したという故事から。 
 
         
    