「経験が豊か」に関連する四字熟語一覧
「経験が豊か」に関連する四字熟語の一覧です。
一騎当千(いっきとうせん)
並外れた能力を持つ勇敢な人のこと。 または、ずば抜けた能力や経験を持つ人のこと。 「一騎」は一人の騎兵、「当千」は千人の敵と当たることで、一人で千人の敵と戦うことが出来るほど強いという意味から。
海千山千(うみせんやません)
物事の裏も表も知り尽くすほど様々な経験をしたことで、悪い知恵が働くようになること。 または、そのようなずる賢いこと人のこと。 海に千年、山に千年住んだ蛇は竜になるという伝説から。
黄髪番番(こうはつはは)
白髪が黄色がかるほどに歳老いた老人のこと。 知識や経験を重ねた老人をいう言葉。 「黄髪」は黄色がかった白髪ということから、老人のたとえ。 「番番」は白髪のこと。
洽覧深識(こうらんしんしき)
体験して得た経験や知識が多くあり、様々なことを知っていること。 「洽覧」は色々なことを見ること。 「深識」は様々なことを深く知っていること。
千軍万馬(せんぐんばんば)
この上なく規模の大きい軍隊のこと。 または、戦闘の経験を多く積んでいる人物のことで、人生経験が豊富な人物のたとえ。 「千」と「万」は数が多いことのたとえ。 「軍」は兵士、「馬」は軍用の馬のこと。
千磨百錬(せんまひゃくれん)
たくさんの辛く苦しい出来事を解決して、鍛え抜かれたもののこと。 「千」と「百」は数が多いことで、様々やいろいろということのたとえ。 「錬」は金属を鍛え上げること。 「千磨百煉」とも書く。
博識洽聞(はくしきこうぶん)
様々な経験をしていて、様々な知識を深く知っていること。 「博識」は広い知識があること。 「洽聞」は様々な経験があること。 「博識広聞」とも書く。
百戦錬磨(ひゃくせんれんま)
実際に何度も戦闘を行って、鍛え上げられていること。 または、多くの経験を積み重ねていること。 「百戦」は非常に多くの戦いのたとえ。 「錬磨」は鍛え磨くという意味から技術や精神を向上させること。 多くの戦闘に参加して、武術を鍛え上げることをいう。 「百戦練磨」とも書く。
飽経風霜(ほうけいふうそう)
世の中の様々な苦労を経験して、したたかで狡猾なこと。 「飽経」は飽きるほどに何度も経験すること。 「風霜」は困難なことや苦難なことのたとえ。
老成円熟(ろうせいえんじゅく)
経験が豊富で、人格や技能が十分に熟練していること。 「老成」は多くの経験を積んでいて、物事に長けていること。 「円熟」は人格や技能が十分に熟練していること。
老成持重(ろうせいじちょう)
十分に経験を積んでいて、さらに慎重なこと。 「老成」は多くの経験を積んでいて、物事に長けていること。 「持重」は大事を取るということから、慎重という意味。
老馬之智(ろうばのち)
長い経験によって培われたすぐれた知識や経験のこと。 斉の管仲が戦いの帰りに道に迷い、一度通った道は覚えているという老馬の知恵を頼って放り、その後をついていくと無事に帰ることができたという故事から。