英俊豪傑とは

四字熟語 | 英俊豪傑 |
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読み方 | えいしゅんごうけつ |
意味 | 多くの人の中で特に人並みはずれてすぐれている人のこと。 「英」は万人、「俊」は千人、「豪」は百人、「傑」は十人、それぞれにその中の一人の逸材という意味。 |
出典 | 『淮南子』「泰族訓」 |
漢検級 | 準2級 |
場面用途 | 優れた能力のある人 |
使用されている漢字
「英」を含む四字熟語
栄華秀英(えいかしゅうえい)
草木の花の総称のこと。 「栄」は草の花、「華」は木の花、「秀」は実を結ぶが花が咲かないもの、「英」は実を結ばないが花は咲くもののこと。
英華発外(えいかはつがい)
かくしていた美しくてすぐれた内面が、表に現れること。 「英華」は美しい花や華やかな光のこと。 「発外」は表に出ること。
英姿颯爽(えいしさっそう)
堂々とした立派な容姿で勇ましくきびきびとした様子。 「英姿」は容姿が立派なこと。 「颯爽」はきちんとした態度や動作が清々しい様子。
英邁闊達(えいまいかったつ)
優れた才能と知恵があり、細かいことにこだわらない大らかな心があること。 「英邁」は才能や知恵が他よりも優れていること。 「闊達」は大らかな心のこと。 「英邁豁達」とも書く。
英明闊達(えいめいかったつ)
すぐれた才能と知恵を備え持ち、小さなことにこだわらない大らかな性格の人のこと。 「英明」は才能と知恵に長けていること。 「闊達」は心が広いこと。
英雄欺人(えいゆうぎじん)
英雄人を欺くとも読み、傑出した能力を持つ人は常人の思いつかない奇抜な計略や行動をとるということ。
「俊」を含む四字熟語
英俊豪傑(えいしゅんごうけつ)
智徳俊英(ちとくしゅんえい)
すぐれた知識と徳のどちらも持っていること。 または、そのような人のこと。 「智徳」は知識と徳のどちらも持っていること。 「俊英」はすぐれていること。 「知徳俊英」とも書く。
「豪」を含む四字熟語
哀糸豪竹(あいしごうちく)
悲しい音をだす琴と力強く明るい音をだす笛の見事な管弦は人を感動させること。
英雄豪傑(えいゆうごうけつ)
才知、武勇ともにすぐれた人の総称。 「英雄」は才知にすぐれ、武力に秀でていて、他の人には達成できない偉業を成し遂げた人のこと。 「豪傑」はこの上なく強く勇ましい人のこと。
豁達豪放(かったつごうほう)
心が広く、大らかな性格。また、度量が大きく堂々とした様子。 「豁達」は心が広く、細かいことにこだわらないこと。 「豪放」は小さなことにこだわらず、豪快なこと。 「豁達」は「闊達」とも書く。 「豪放豁達(豪放闊達)」ともいう。
活潑豪宕(かっぱつごうとう)
威勢がよく、度量が大きく、細かいことにこだわらない様子。 「活潑」は生き生きとしていて元気のある様子。 「豪宕」は度量が大きく、細かいことにこだわらないこと。
豪華絢爛(ごうかけんらん)
目がくらむほど美しく、贅沢で煌びやかな様子。 「豪華」は華やかで贅沢なこと。 「絢爛」は目がくらむほど美しいこと。 「絢爛豪華」ともいう。
豪胆無比(ごうたんむひ)
他と比べられないほどに、度胸があり、思い切った行動をする様子。 「豪胆」は何事にも動じない度胸があること。 「無比」は他と比べることのできるものが存在しないこと。