「父」を含む四字熟語一覧
父を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
哀哀父母(あいあいふぼ)
自分を生んで苦労を重ねてくれた父母の死を悼み、その恩に報いることができず哀しむこと。 「哀哀(あいあい)たる父母」とも読む。
渭川漁父(いせんのぎょほ)
古代中国で太公望と呼ばれ、活躍した呂尚のこと。 転じて、優れた能力をもつ人物のたとえ。 「渭川」は中国の川、渭水のこと。 「漁父」は漁師のこと。 渭水で釣りをしていた呂尚は、周の文王に見出されて、後に大きな功績を残したという故事から。
渭浜漁父(いひんのぎょふ)
古代中国で太公望と呼ばれ、活躍した呂尚のこと。 または、優れた能力をもつ人物のたとえ。 「渭浜」は中国の川、渭水のこと。 「漁父」は漁師のこと。 渭水で釣りをしていた呂尚は、周の文王に見出されて、後に大きな功績を残したという故事から。
渭浜漁父(いひんのぎょほ)
古代中国で太公望と呼ばれ、活躍した呂尚のこと。 または、優れた能力をもつ人物のたとえ。 「渭浜」は中国の川、渭水のこと。 「漁父」は漁師のこと。 渭水で釣りをしていた呂尚は、周の文王に見出されて、後に大きな功績を残したという故事から。
王良造父(おうりょうぞうふ)
王良と造父。どちらも人名で、すぐれた御者とされている。
夸父逐日(かほちくじつ)
自身の能力を弁えていない行動のこと。 または、自然に正面から向かっていく、強い意志を言い表す言葉。 中国の伝説上の夸父は、能力を弁えずに太陽に追いつこうとして追いかけたが、喉の渇きから黄河と渭水の水を飲み干しても足りず、大沢の水を飲もうとしたが、道中で喉の渇きが原因で死んだという伝説から。
許由巣父(きょゆうそうほ)
清らかで正しい行いのこと。 または、出世や高い地位につくことを嫌うこと。 「許由」と「巣父」はどちらも中国の伝説上の高潔な隠者のこと。 中国の伝説の聖天子の尭帝は、許由に位を譲ろうというと許由はそれを断り、耳が汚れたとして川で耳を洗った。 それを聞いた巣父は、川の水が汚れたとして、わざわざ上流に行って、牛に水を飲ませたという故事から。
漁父之勇(ぎょふのゆう)
よい出来事も悪い出来事も全ては運命だと思い、どんな災難にあっても、いつかよい出来事があると信じて、勇気を持って取り組むこと。 「漁夫」は漁師。 漁師が水中で恐ろしいものに出会っても、仕事を辞めずに続ける勇気という意味から。 「漁父之勇」とも書く。
漁父之利(ぎょふのり)
二者が争っている間に、無関係な者が苦労することなく利益を得ること。 「漁夫」は漁師のこと。 古代中国の趙が燕を攻めようとしたときに、燕の遊説家の蘇代が趙の恵文王の元に出向いて「鷸(シギ)と蚌(ハマグリ)が争っている間にどちらも漁師に捕まえられてしまった」というたとえ話をした後に「趙と燕が争えば、弱ったところを秦に狙われて両国とも取られてしまうだろう」と言って恵文王を説得したという故事から。 「漁父之利」とも書く。
厳父慈母(げんぷじぼ)
厳格な父親と優しい母親のこと。 両親の理想像をいう。
高祖父母(こうそふぼ)
当人から見た祖父母の祖父母。
再生父母(さいせいのふぼ)
すぐれた為政者を人々が称えた言葉。 死後の世界から生き返らせてくれた父や母のように有難い人という意味から。
子為父隠(しいふいん)
悪事や過ちは、父は子のために、子は父のために互いに隠してかばいあうことが人の道であるということ。
直躬証父(ちょくきゅうしょうふ)
程度が行き過ぎた正直さのこと。 「躬」は人の名前。 「証父」は父親の犯罪の証言をすること。 中国の楚の正直者の躬は、父親が羊を盗んだと役所に訴えたという故事から。 「直躬(ちょくきゅう)父(ちち)を証(しょう)す」とも読む。
田父之功(でんぷのこう)
争っているもの同士が両方とも倒れて、その争いとは関係ない人が利益を得ること。 「田父」は農夫のこと。 犬が兎を追いかけ続け、両方ともが疲労で死んでしまい、そこを通りかかった農夫が何の苦労もなく両方ともを手に入れたという話から。 古代中国の戦国時代、魏と戦っても秦や楚の国が喜ぶだけで意味はないと、淳于コンが斉の国の王を諭す時にしたたとえ話から。
田父之功(でんぽのこう)
争っているもの同士が両方とも倒れて、その争いとは関係ない人が利益を得ること。 「田父」は農夫のこと。 犬が兎を追いかけ続け、両方ともが疲労で死んでしまい、そこを通りかかった農夫が何の苦労もなく両方ともを手に入れたという話から。 古代中国の戦国時代、魏と戦っても秦や楚の国が喜ぶだけで意味はないと、淳于コンが斉の国の王を諭す時にしたたとえ話から。
東父西母(とうふせいぼ)
死ぬことも老いることもない仙人のこと。 「東父」は男の仙人の東王父のこと。 「西母」は女の仙人の西王母のこと。 どちらも中国の仙人で、男女それぞれの仙人の筆頭。
父為子隠(ふいしいん)
悪事や過ちは、父は子のために、子は父のために互いに隠してかばいあうことが人の道であるということ。
父子相伝(ふしそうでん)
学問や芸術の奥義を、父親が子だけに代々と伝えていくこと。 「相伝」は何代にも渡って伝えていくこと。
父祖伝来(ふそでんらい)
先祖から何代にも渡って受け継いだ物事。 「父祖」は同じ血筋に連なっている代々の人たちのこと。 「伝来」何代も続いて受け継がれること。