「進」を含む四字熟語
「進」を含む四字熟語 — 25 件
一進一退(いっしんいったい)
進んだり退いたりすること。 または、物事の状況が良くなったり、悪くなったりすること。 「一進」はときには進むこと。 「一退」はときには退くこと。
依流平進(いりゅうへいしん)
経歴や年齢が多い順番の通りに出世すること。 「流」は等級や身分、段階という意味。または、自然の成り行きのこと。 「平進」は順番通りに進むということ。または、成り行きの通りに進む。 「流れに依(よ)りて平進(へいしん)す」とも読む。
僑軍孤進(きょうぐんこしん)
誰からの助けもなく、孤立した状態で進軍すること。 または、誰からも助けられることなく、一人で事に当たること。 「僑軍」は別の土地からやってきた軍隊、遠征軍のこと。
挙止進退(きょししんたい)
日常生活の立ち居振る舞いのこと。 「挙止」と「進退」はどちらも立ち居振る舞いのこと。
挙措進退(きょそしんたい)
日常生活の立ち居振る舞いのこと。 「挙措」は手を上げ下げするという意味から、立ち居振る舞いのこと。 「進退」は進むことと退くことという意味から、立ち居振る舞いのこと。
挙白進之(きょはくしんし)
杯を上げて他人に酒をすすめること。または、酒を飲むこと。 「白」は勝負などの罰として酒を飲ませることで、「挙白」は杯を上げて他人に酒をすすめること。または、酒を飲むこと。 「白(はく)を挙(あ)げて之(これ)を進む」とも読む。
刻苦精進(こっくしょうじん)
自身を傷つけるほどに専念して努力すること。 「刻苦」は自身の心身を苦しめるほどに努力すること。 「精進」は苦労しながらも努力すること。
坐作進退(ざさしんたい)
日常生活で行う動作の体の動かし方。立ち居振る舞い。 「坐」は座る、「作」は立つ、「進」は進む、「退」は退く。 日常生活で行う基本的な動作を並べた言葉。 「座作進退」とも書く。
出処進退(しゅっしょしんたい)
現在の職に留まるか、辞めるかという身の振り方のこと。 または、役人として国に仕えることと、役人を辞めて民間人になること。 「出」は世に出て仕えること。 「処」は公の仕事を辞めて家にいること。 「進退」は職を続けることと辞めること。身の振り方。
精進潔斎(しょうじんけっさい)
肉類を食べず、酒を飲まずに心と体を清めること。 「精進」は肉類や酒を飲まずに、心と体を清めて修行すること。 「潔斎」は不浄なものを避けて、心と体を清らかな状態に保つこと。
心悸亢進(しんきこうしん)
心臓の鼓動が速く激しくなること。 「心悸」は心臓の鼓動が乱れる、動悸のこと。 「亢進」は高ぶること。 病気や精神的な興奮などで、心臓の鼓動が速く激しくなることをいう。 「心悸昂進」とも書く。
進取果敢(しんしゅかかん)
自身の意思で積極的に取り組み、大きな決断力を持って、失敗を恐れずに取り組むこと。 「進取」は積極的に物事に取り組むこと。 「果敢」は恐れずに大胆に行うこと。
新進気鋭(しんしんきえい)
新たに現れた、鋭い意気込みがある将来有望な人のこと。 「新進」はその分野に新しく現れること。 「気鋭」は鋭く盛んな意気込みがあること。
進寸退尺(しんすんたいしゃく)
少し前に進み、進んだよりも多く退くこと。 または、利益よりも損害のほうが多いことのたとえ。 「寸」と「尺」は距離の単位で、一尺は十寸と同じ。 一寸の距離進んで、一尺の距離退くという意味から。
進退維谷(しんたいいこく)
どうすることもできないこと。 進むことも退くこともできないということから。 「進退維(こ)れ谷(きわ)まる」とも読む。
進退去就(しんたいきょしゅう)
現在の職や地位に留まるか辞めるかなどの、身の振り方や対応方法のこと。 「進退」と「去就」はどちらも、留まることと辞めること。 似た意味の語を重ねた言葉。 「去就進退」ともいう。
進退両難(しんたいりょうなん)
どうすることもできないこと。 前に進むことも、後ろに下がることも難しいという意味から。 「進退両(ふた)つながら難(かた)し」とも読む。
十進九退(じっしんくたい)
十人に九人は諦めるほどに、仏教の修行は厳しく困難なこと。 または、悟りを得るためには十の努力をして九は無駄になるために、多くの時間が必要なこと。
水陸並進(すいりくへいしん)
海軍と陸軍が同時に進軍し、複数の方面で作戦を展開すること。 陸上部隊と海上部隊が協力して進撃する様子。
寸進尺退(すんしんしゃくたい)
少し前に進み、進んだよりも多く退くこと。 または、利益よりも損害のほうが多いことのたとえ。 「寸」と「尺」は距離の単位で、一尺は十寸と同じ。 一寸の距離進んで、一尺の距離退くという意味から。
直往邁進(ちょくおうまいしん)
迷うことなく、一途に突き進むこと。 「直往」はまっすぐ進むこと。 「邁進」は恐れることなく、勢いよく進むこと。
猪突猛進(ちょとつもうしん)
他のことがどうなるか考えることもなく、目標だけを見て全力でまっすぐ突き進むこと。 「猪突」は猪がまっすぐに突進するという意味から、ひたすら目標だけを目指して行動すること。 「猛進」はものすごい勢いで突き進むこと。
日進月歩(にっしんげっぽ)
日ごと月ごとに、とどまることなく進歩していくこと。
勇往邁進(ゆうおうまいしん)
ひるまず、ためらわず、ひたすら目標や目的を目指して真っ直ぐ進むこと。 「勇往」は意気込んで前に進むこと。 「邁進」は気後れすることなく進むこと。
勇猛精進(ゆうもうしょうじん)
精力的に物事に取り組むこと。 困難を克服し、一心に仏道修行をすること。 「勇猛」は勇ましく猛々しいさま。 「精進」は精神を打ち込んで励むこと。 「精進勇猛」ともいう。
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