「星」を含む四字熟語
「星」を含む四字熟語 — 13 件
綺羅如星(きらじょせい)
派手で美しい様子。 「綺羅」はあや絹とうす絹のことから、美しい絹織物やそれを身にまとった高貴な人のこと。 美しい着物を着た立派な人々が多く連なり並んでいる様子を、空一面の星空にたとえたもの。 「綺羅(きら)星(ほし)の如(ごと)し」とも読む。 「綺羅星」はこの言葉からできた言葉。
景星鳳凰(けいせいほうおう)
聖人や賢人がこの世に現れるという喜ばしいことの前兆のこと。 「景星」はめでたいことの証の星。 「鳳凰」は聖天子が現れる時に出現するという想像上の鳥のこと。
晨星落落(しんせいらくらく)
仲のよい友人が次第に少なくなっていくこと。または、歳をとるにつれて友人が死んでいなくなっていくこと。 「晨星」は明け方の空に残っている星。 「落落」は閑散としていてさびしい様子。 夜が明けるにつれて星が一つ一つと消えていく様子から。 「落落晨星」ともいう。
日月星辰(じつげつせいしん)
空のこと。または、太陽、月、星などの天体のこと。 「星辰」は星座。星の総称。
星火燎原(せいかりょうげん)
最初は小さい力のものが、成長して強大になり手に負えなくなること。 「星火」は星の光のように小さなもの。 「燎原」は広野を焼き払うこと。 反乱や一揆が次第に大きくなっていき、防げなくなることをたとえたもの。
星河一天(せいがいってん)
空一杯に、数え切れないほどの星が川のように輝いて見える様子。 「星河」は天の川のこと。 「一天」は空全体という意味。
星羅雲布(せいらうんぷ)
たくさんのものが連なっている様子のたとえ。 「星羅」は星のように連なっていること。 「雲布」は雲のように広い範囲に敷き詰めること。 元は軍隊の陣形が大きく華々しいことを言い表す言葉。 「星(ほし)のごとく羅(つら)なり雲(くも)のごとく布(し)く」とも読む。
星離雨散(せいりうさん)
集まっていたものが、素早く散らばること。 星のように離れて、雨のように散らばるという意味から。
掉棒打星(とうぼうだせい)
現実的に不可能なことに、無駄に労力をついやすこと。 または、思うとおりにならずもどかしいこと。 棒を振って夜空の星を落とそうとするという意味から。 「棒(ぼう)を掉(ふる)い星(ほし)を打つ」とも読む。
披星戴月(ひせいたいげつ)
夜明け前から夜遅くまで精一杯仕事をすること。 「披星」は星を披るということから、夜が明ける前という意味。 「戴月」は月を戴くということから、夜遅くという意味。 「戴月披星」ともいう。
物換星移(ぶっかんせいい)
世の中が変わっていくこと。 「物換」は物事が変化すること。 「星移」は時が過ぎていくこと。 「物(もの)換(か)わり星(ほし)移る」とも読む。
北斗七星(ほくとしちせい)
北天の星座のおおぐま座に含まれている七つの星のこと。 「斗」はひしゃくという意味。 北の空にあるひしゃくの形をした七つの星ということからそう呼ばれ、古くから時間の測定や、航海の指針としても使われている。
流星光底(りゅうせいこうてい)
光が一瞬の間だけ輝くこと。 勢いよく振り下ろした刀が一瞬輝くことを、流れ星の輝きにたとえた言葉。 「流星光底長蛇を逸す」という詩の一節で、上杉謙信が武田信玄を討ち損ねたことをうたった詩から。
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