「憂」で終わる四字熟語
「憂」で終わる四字熟語 — 11 件
一喜一憂(いっきいちゆう)
物事の状況が変化するたびに喜んだり心配したりすること。 または、周りの状況に振り回されること。 「喜」はよろこぶこと。 「憂」は心配すること。
遠慮近憂(えんりょきんゆう)
これから先のことをしっかりと考えて行動しないと、突然切迫した心配事が起きるということ。 「遠慮」は将来のことをしっかりと考えること。 「近憂」は身近なところで起こる心配事のこと。 「遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り」を略した言葉。
杞人天憂(きじんてんゆう)
必要のない心配をすること。 「杞人」は古代中国の周の時代にあった杞という国の人。 「天憂」は天のことを心配すること。 杞の国の人が天が崩れて落ちてきたらと考え、心配していたという故事から。 「杞憂」という言葉は、この言葉を略したもの。 「杞人(きひと)、天を憂う」とも読む。
杞人之憂(きじんのゆう)
必要のない心配をすること。 「杞人」は古代中国の周の時代にあった杞という国の人。 「憂」は心配すること。 杞の国の人が天が崩れて落ちてきたらと考え、心配していたという故事から。
萱草忘憂(けんそうぼうゆう)
植物の忘れ草は、憂いを忘れさせてくれるということ。 「萱草」は忘れ草のこと。 「萱草(けんそう)憂(うれ)いを忘れしむ」とも読む。
後顧之憂(こうこのうれい)
物事が終わったあとに残っている心配事。後日のことを心配すること。 「後顧」は後ろを振り返るという意味から、あとに残る思いという意味。 「後顧之思」とも書く。
高枕無憂(こうちんむゆう)
何の心配事も無く、ぐっすりと眠ること。 「高枕」は枕を高めにして、寝やすくすること。 「無憂」は心配することが何もないこと。 中国の戦国時代、張儀が魏の哀王に秦と連衡することを勧めたという故事から。 「枕を高くして憂い無し」とも読む。
採薪之憂(さいしんのうれい)
病気を患っていることを相手にへりくだっていう言葉。 病気で、薪(たきぎ)を採りにいくことすらできないという意味から。
仁者不憂(じんしゃふゆう)
仁徳が備わった人は、常に人としての正しい行いをするので、悩むことがないということ。 「仁者」は仁徳が備わっている人、仁徳者。 「不憂」は悩んだり、不安になったりしないこと。 「仁者(じんしゃ)は憂(うれ)えず」とも読む。
疇咨之憂(ちゅうしのうれい)
すぐれた人材を集めなければいけないという悩み。 「疇咨」は相談して人材を探すこと。 政治を行うものには、優秀な人材を確保することがいつも大きな悩みであるということ。
負薪之憂(ふしんのうれい)
自分の病気を謙遜していう言葉。 「負薪」は薪を背負うこと。 「憂」は病気。 薪を背負ったせいで疲れてしまって病気になるということから。または、病気になってしまい、薪を背負う余力も無くなるということから。
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