「強」を含む四字熟語
「強」を含む四字熟語 — 24 件
悪酔強酒(あくすいきょうしゅ)
望んでいることと、実際に行うことが食い違っていること。 または、悪い行いだとわかっていながらも、その行いをすること。 「悪酔」は酒に酔うことを嫌がること。 「強酒」は無理をして酒を飲むこと。 酔っ払うのを嫌がりながらも、無理をして酒を飲むということから。 「酔いを悪(にく)みて酒を強(し)う」とも読む。
外強中乾(がいきょうちゅうかん)
見た目は強そうだが、中身は空っぽで弱いこと。 「乾」は乾くという意味から、中に何もないこと。 「外彊中乾」とも書く。
我慢強狂(がまんごうきょう)
他人の意見を絶対に受け入れないこと。 「我慢」は好き勝手に振る舞うこと。 「強狂」は頑固なこと。
強悪強善(きょうあくきょうぜん)
極悪な人物が心を入れ替えると、ものすごい善人になるということ。 または、悪に精通したものは、善にも精通しているということ。 「悪に強ければ善にも強し」とも読む。
強幹弱枝(きょうかんじゃくし)
中央の政府に権力を集中して強くして、地方の権限を抑えて弱くすること。 「幹」を中央政府に、「枝」を地方政権にたとえて、幹を強くして枝を弱くするということから。 「幹(みき)を強くし枝を弱くす」とも読む。
強権発動(きょうけんはつどう)
政府や官庁などが強制的に権力を行使すること。または、弱い立場の人に対して強制的に命令すること。 「強権」は国家が国民に対して強制的に行使できる権力。
強硬手段(きょうこうしゅだん)
問題を解決するために、無理矢理力任せに物事を行うこと。
強食自愛(きょうしょくじあい)
しっかりと食事をとって健康に気遣うこと。 「彊食」は無理にでも食事をすること。 「強食自愛」とも書く。
強迫観念(きょうはくかんねん)
考えないようにしていても脳裏から離れず、自分の意志でどうすることもできない考えのこと。 「強迫」は無駄だとわかっていても止めることができないこと。 「観念」は考えや意識のこと。 心理学用語。
強理勁直(きょうりけいちょく)
道理にかなうように努力して、強く正しい様子。 「強理」は道理に従うように努めること。 「勁直」は強く正しいこと。
牽強附会(けんきょうふかい)
自分に都合がいいように、滅茶苦茶な理屈をこじつけること。 「牽強」は道理に合わないことを合っているかのようにいうこと。 「附会」は無理に関連付けたり一つに合わせたりすること。 どちらも理屈をこじつけるという意味。 「牽強付会」とも、「牽強傅会」とも書く。
強悪非道(ごうあくひどう)
人の道理をはずれるほど、計り知れないほど悪いこと。
強情我慢(ごうじょうがまん)
他人の意見を絶対に受け入れないこと。 「強情」は頑固なこと。 「我慢」は好き勝手に振る舞うこと。
強談威迫(ごうだんいはく)
要求に従わせるために、激しく脅すこと。 「強談」は強引に話の決着をつけること。 「威迫」は恐怖で相手を従わせようとすること。
師勝資強(ししょうしきょう)
師も弟子もどちらも優れていること。 「資」は弟子のこと。 「勝」と「強」はどちらもすぐれていて立派という意味。
自強不息(じきょうふそく)
休むことなく、自ら努力を続けること。 「彊」は心を緩めず励んで行うこと。 「自彊(じきょう)息(や)まず」とも読む。 「自彊」は「自強」とも書く。
弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
弱者の犠牲があって、その上にいる強者が繁栄すること。 「強食弱肉」ともいう。
精明強幹(せいめいきょうかん)
物事に精通していて、仕事を成し遂げる能力が高いこと。 「精明」は物事に精通していること。 「強幹」は物事を成し遂げる能力が高いこと。
博聞強記(はくぶんきょうき)
様々なことを聞き知っていて、その内容をしっかりと覚えていること。 「博聞」は色々なことを聞き知っていること。 「強記」はしっかりと覚えていること。 「博聞彊記」とも書く。
博聞強識(はくぶんきょうしき)
様々なことを聞き知っていて、その内容をしっかりと覚えていること。 「博聞」は色々なことを聞き知っていること。 「彊識」はしっかりと覚えていること。 「博聞強識」とも書く。
博覧強記(はくらんきょうき)
様々な種類の書物を読み、それらの書物から得た知識をしっかりと記憶していること。 または、知識が豊富なこと。 「博覧」は様々な分野の書物を読んでいるために、知識が豊富なこと。 「強記」はすぐれた記憶力を持っていること。 「博覧彊記」とも書く。
富国強兵(ふこくきょうへい)
国家の経済力を強めて豊かにし、軍事力を高めること。 「富国」は国の経済力を強くすること。 「強兵」は兵力を増やして軍事力を増強すること。 元は中国の春秋戦国時代に行われた政策。 日本では、明治政府が西欧諸国の強国と渡り合うために行った政策。 「国を富まし兵を強くす」とも読む。
兵強馬壮(へいきょうばそう)
兵が強く軍馬の元気がよいということ。 「壮」は元気がよいという意味。
変法自強(へんぽうじきょう)
法律や制度を新しくして国力を上げること。 中国の清の時代に、光諸帝からの支持を得て、康有為や梁啓超などが日本の明治維新を手本に、立憲君主制を目指して行った政治改革運動。 保守派の西大后を幽閉または暗殺しようとしたが、戊戌の政変を起こされて阻止された。 「変法自彊」とも書く。
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