「塩」を含む四字熟語
「塩」を含む四字熟語 — 8 件
驥服塩車(きふくえんしゃ)
すぐれた能力を持った人が、能力に見合わない低い地位にいたり、誰でも出来るような仕事をさせられること。 「驥服」は一日で千里走るとされるすぐれた馬に車を引かせること。 塩を運ぶための車を名馬に引かせるということから。 「驥(き)、塩車(えんしゃ)に服(ふく)す」とも読む。
魚塩之中(ぎょえんのうち)
海でとれる海草や魚介、塩などを扱う商売の仲間のこと。 または、そのようなものを売っている場所のこと。
魚塩之利(ぎょえんのり)
魚を捕ったり、塩を取ったりして得られる利益のこと。
朝齏暮塩(ちょうせいぼえん)
ひどく貧しいことのたとえ。 「齏」は野菜の和え物のこと。 朝食に塩漬けの野菜の和え物をおかずにして、夕食は塩をおかずにするということから。
米塩瑣屑(べいえんさせつ)
非常に細かく複雑で、面倒くさいことのたとえ。 「米」と「塩」はどちらも小さい粒ということから、細かいことのたとえ。 「瑣屑」は面倒くさいことのたとえ。
米塩博弁(べいえんはくべん)
一つのことを深く詳細に話し合い、さらに幅広く議論すること。 「博」は幅広く、多方面という意味。 米や塩のつぶほど細かく広い範囲で議論すること。
麪市塩車(めんしえんしゃ)
雪が降って積もっている景色を言い表す言葉。 「麪市」は白い小麦粉の市場ということから、市場に雪が積もっていることのたとえ。 「塩車」は白い塩を載せている車ということから、車に雪が積もっていることのたとえ。 市街も車も雪が積もっているように見えるという意味から。 「麺市塩車」とも書く。
和羹塩梅(わこうあんばい)
主君を補佐してうまく国を治める有能な大臣や宰相のこと。 「和羹」は様々な材料や調味料を合わせて作る吸い物のこと。 「塩梅」は塩と梅酢のこと。 国政の執行を塩と梅酢を程よく加えて美味しく仕上げる吸い物にたとえたもの。
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