「ごく」を含む四字熟語
「ごく」を含む四字熟語 — 18 件
阿鼻地獄(あびじごく)
仏教の八大地獄のうちの一つ。 大罪を犯した者が死後落ちる場所で、絶え間なく責め苦を受け続けるという八大地獄の中で最下層にある地獄のこと。
恐悦至極(きょうえつしごく)
恐れつつしみながらも喜ぶこと。 自分よりも上の立場の人に、自分の喜びを言い表す言葉。 「至極」はこれよりも上はないということ。 「恭悦至極」とも書く。
叫喚地獄(きょうかんじごく)
生前に罪を犯したものが落ちる八大地獄の一つで、熱湯や猛火に攻められ続け、常に泣き叫び続けるとされている。 または、そのような見ていられない、ひどくむごたらしい状態のこと。
極悪非道(ごくあくひどう)
人の道から外れた、これ以上ないほどの悪のこと。 「極悪」は類を見ないほど極めて悪いこと。 「非道」は人としての道理に反していること。
極大苦悩(ごくだいくのう)
この上なく大きな悩みや苦しみのこと。 「極大」は非常に大きいこと。
極楽往生(ごくらくおうじょう)
この世で死んだ後、極楽浄土に生まれ変わること。 または、思い残すことなく、心穏やかに死ぬこと。 「極楽」は「極楽浄土」を略した言葉で、仏教で阿弥陀仏がいるとされる苦しみのない世界のこと。 「往生」は死ぬこと。 「往生極楽」ともいう。
極楽浄土(ごくらくじょうど)
阿弥陀仏がいるとされている苦労や苦痛のない世界のこと。 仏教の言葉。 大乗仏教の経典の一つである「阿弥陀経」には、極楽浄土は西の方向に十万億土よりもさらに先にあり、そこでは今も阿弥陀仏が説法を行っていると記されている。
極楽蜻蛉(ごくらくとんぼ)
何事も悩まず、気楽に暮らしている人のこと。 「蜻蛉」は虫のとんぼ。 捕まる心配をする必要のない、極楽でのんびり飛んでいるとんぼという意味から。 のんきな人をからかう時に言う言葉。
三国無双(さんごくむそう)
日本・中国・インドの三つの国の中で比べることができるものすらないこと。 もとは富士山のことをいった言葉。
残念至極(ざんねんしごく)
非常に悔しいこと。 「至極」はこの上なくや、非常にという意味の言葉。
焦熱地獄(しょうねつじごく)
この世で悪いことをした死者が、猛火の責め苦を受ける地獄。 または、そのような責め苦を受けること。 仏教の言葉で、八大地獄のうちの一つ。
大慶至極(たいけいしごく)
非常にめでたく、よろこばしいこと。 「大慶」は大いにめでたいこと。 「至極」はこれ以上ないほどという意味。
白璧断獄(はくへきだんごく)
罪の疑わしい者には罰を与えることなく、功績の疑わしい者には賞を与えるということ。 「白璧」は白い宝石。 「断獄」は罪を犯した者を裁くこと。 中国の梁の王が判決を出しにくい事件について、陶朱公に聞くと、同じに見える宝石でも角度を変えて見れば厚さが違い、見た目は同じでも価値は違うと言われ、罪の疑わしい者には罰を与えることなく、功績の疑わしい者には賞を与えたという故事から。
八大地獄(はちだいじごく)
仏教で説かれている八種類の地獄。 等活(とうかつ)地獄、黒縄(こくじょう)地獄、衆合(しゅごう)地獄、叫喚(きょうかん)地獄、大叫喚(だいきょうかん)地獄、焦熱(しょうねつ)地獄、大焦熱(だいしょうねつ)地獄、阿鼻(あび)地獄の八つの地獄をいう。
人身御供(ひとみごくう)
欲望を満足させるために犠牲になること。または、犠牲になる人のこと。または、神への供え物として人を捧げること。または、捧げられる人のこと。 「人身」は人の身体。 「御供」は神のための供物。
片言折獄(へんげんせつごく)
一言で人々を納得させる裁判の判決を下すこと。また、一方の言い分だけを信じて裁判の判決を下すこと。 「片言」は短い言葉や一方的な言い分。 「折」は「断」と同じ意味で、善悪を判断して決定を下すこと。 「獄」は訴訟のこと。 「片言(へんげん)獄(ごく)を折(さだ)む」とも読む。
無間地獄(むけんじごく)
仏教の八大地獄のうちの一つ。 大罪を犯した者が死後落ちる場所で、絶え間ない責苦を受け続けるという八大地獄の中で最下層にある地獄のこと。
迷惑至極(めいわくしごく)
この上なく嫌な思いをしたり、困ったりすること。 「迷惑」は他人の行動が原因で困ったり、嫌な気分になること。 「至極」は程度が甚だしいこと。
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