「素晴らしい技術」に関連する四字熟語一覧
「素晴らしい技術」に関連する四字熟語の一覧です。
運斤成風(うんきんせいふう)
同じ人間とは思えないほどの素晴らしい技術。 または、そのような技術を持っている職人。 「運斤」は手斧を振るうこと。 「成風」は風を起こすこと。 手斧を振るって風を起こすという意味から。 鼻の先に塗った白土を、石という名前の大工が、風を起こすほどの勢いで手斧を振るって、傷一つつけずに白土を落としたという故事から。 「斤(きん)を運(めぐ)らし風を成す」とも読む。
匠石運斤(しょうせきうんきん)
非常にすぐれた技術があり、精密なことのたとえ。 「匠石」は石という名前の大工の名人のこと。 「運斤」は斧をうまく使うこと。 中国の春秋時代、大工の名人の石は、他人の鼻の頭に薄く塗った白い土を、斧を思い切り振り回して傷つけずに削り落としたという故事から。 「匠石(しょうせき)斤(おの)を運(めぐ)らす」とも読む。
神工鬼斧(しんこうきふ)
人の技術で作られたとは思えない素晴らしい作品のこと。 神が細工を施したような、鬼神が斧をふるって作ったような作品という意味から。 神業や名人芸のことをいう。 「鬼斧神工」ともいう。
着手成春(ちゃくしゅせいしゅん)
詩人の文才や医者のすぐれた技術のこと。 「春」は生命力の象徴で、直接行うことで春ができるという意味から。 「手(て)を着(つ)くれば春(はる)を成す」とも読む。
庖丁解牛(ほうていかいぎゅう)
非常にすぐれた技術のたとえ。 「庖」は仕事として料理をする人。 「丁」は人の名前。 「解牛」は牛を骨と肉に解体すること。 料理の達人とされる丁は、牛を解体する技術がすぐれていたということから。 料理で使う道具の「包丁」の語源とされている。 「庖丁(ほうてい)牛を解く」とも読む。