「想」で終わる四字熟語
「想」で終わる四字熟語 — 10 件
誇大妄想(こだいもうそう)
現在の自身の地位・財産・能力などを、実際のものより大きく評価して、事実であるかのように思い込むこと。 「誇大」は大げさに言ったり、考えたりすること。 「妄想」は自分だけの勝手な基準で作られた、根拠のない信念。
濠濮間想(ごうぼくかんのおもい)
世間から離れて、自然の中で静かに楽しむ心のこと。 「濠」は濠水、「濮」は濮水のことで、どちらも中国の川の名前。 中国の戦国時代の荘子は、楚王からの丞相にするという招きを断り、濠水で魚が遊ぶのを見て楽しみ、濮水で魚を釣って楽しんだという故事から。
尚古思想(しょうこしそう)
古代の文化や制度に深い敬意を抱き、現代においても模範として取り入れようとする思想。
神仙思想(しんせんしそう)
古代中国の思想で、俗世を超越した不老不死の仙人になろうとする考えをいう。 「神仙」は不老不死で神通力を持っている仙人のこと。 道教では、仙人になることを教義の根幹としていた。
熟思黙想(じゅくしもくそう)
心を落ち着かせて、しっかりと物事を考えること。 「熟思」はしっかりと考えること。 「黙想」は喋らずによく考えること。
痴心妄想(ちしんもうそう)
愚かな気持ちと実現できそうもない想像のこと。 「痴心」は愚かな気持ちのこと。
沈思凝想(ちんしぎょうそう)
しっかりと集中して考えること。 「沈思」は一心に考えること。 「凝想」はじっと考えること。
被害妄想(ひがいもうそう)
主に精神疾患にみられる症状で、特に根拠もないのに、他者から危害を受けていると思い込むこと。 「妄想」は間違ったことを根拠もなく信じること。
末法思想(まっぽうしそう)
釈迦入滅から五百年を正法、そのあとの千年を像法、そのあとの一万年を末法といい、末法には仏の教えだけが残って悟りを開ける修行者がいなくなり、仏法が廃れ世の中が混乱するとされる歴史観のこと。
無念無想(むねんむそう)
何も思わず何も考えない無心の状態のこと。 「無念」は仏教語で迷いを捨てて心が澄んでいる状態のこと。 「無想」は何も考えないということ。 特に何も考えていない思慮の足りない様子を指すこともある。 「無想無念」ともいう。
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