「土」で終わる四字熟語
「土」で終わる四字熟語 — 13 件
- 安楽浄土(あんらくじょうど)- 仏教において、阿弥陀仏がいるという安楽の世界。 また、すべてが満たされていることのたとえ。 
- 王道楽土(おうどうらくど)- 「王道」は徳をもって公平で無私の政治で、王が行うべき道、「楽土」は安楽の土地のことで、徳があり、公平な政治が行われている楽しくて平和な国のこと。 
- 厭離穢土(おんりえど)- この世は穢(けが)れたものであるとして、嫌い離れること。 「厭離」は嫌い離れること。 「穢土」は穢れた土地のこと。 仏教の言葉。おもに「厭離穢土、欣求浄土」という形で用いられ、穢れたこの世から離れて極楽往生を願うことをいう言葉。 
- 朽木糞土(きゅうぼくふんど)- やる気がなく、だらしない人を教育することはできないということのたとえ。 または、役に立たないもののたとえ。 腐ってぼろぼろになった木と土壁ということで、腐った木材に彫刻することはできず、腐った土壁に上塗りをすることはできないという意味。 「朽木は雕(ほ)るべからず、糞土の牆(かき)は杇(ぬ)るべからず」から。 
- 極楽浄土(ごくらくじょうど)- 阿弥陀仏がいるとされている苦労や苦痛のない世界のこと。 仏教の言葉。 大乗仏教の経典の一つである「阿弥陀経」には、極楽浄土は西の方向に十万億土よりもさらに先にあり、そこでは今も阿弥陀仏が説法を行っていると記されている。 
- 欣求浄土(ごんぐじょうど)- 死んだ後に極楽浄土に往生できるように願うこと。 「欣求」は心から願って喜ぶこと。 「浄土」は苦しみのない極楽浄土を略した言葉。 浄土宗や浄土真宗の基本的な思想をいう。 
- 西方浄土(さいほうじょうど)- 阿弥陀仏がいるとされ、人間界から西方に十万億土離れている極楽浄土のこと。 
- 寂光浄土(じゃっこうじょうど)- 仏の住んでいるとされる静かで汚れのない世界のこと。または、仏道の悟りの境地のこと。 「寂光」は真理の静寂と真智の光。 「浄土」は汚れがなく清らかな国。 
- 十万億土(じゅうまんおくど)- 極楽浄土のこと。 「万」と「億」は非常に大きな単位のことで、「十万億」は距離が非常に離れていることのたとえ。 「土」は仏の土地という意味の仏土のこと。 極楽浄土は、この世から十万億の非常に遠い場所にある仏土のさらに先にあるということから。 
- 粟散辺土(ぞくさんへんど)- 辺境にある小さな国のこと。 粟の粒が散らばっているかのように、世界の果てにある小さな国という意味から。 中国やインドから見た日本のことをいう場合もある。 
- 普天率土(ふてんそつど)- 全世界。世界のあらゆる場所。 「普天」は天、天下のこと。 「率土」は大地の果てのこと。 「普」は「敷」「溥」とも書く。 
- 流金焦土(りゅうきんしょうど)- 非常に激しい暑さのたとえ。金属が溶けて流れ、大地が焦げるほどの炎暑。 
- 蓮華宝土(れんげほうど)- 極楽浄土のこと。 「蓮華」は蓮、または、睡蓮の花のこと。 「宝土」は仏がいる国の美称。または、理想郷という意味。 常に釈迦が説法をしていて、清らかな蓮の鼻が咲き乱れ、苦しみのない世界をいう。 
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