「友」で終わる四字熟語
「友」で終わる四字熟語 — 15 件
以文会友(いぶんかいゆう)
学問を通じて仲間を集めること。 君子の交友をいう言葉。 「文(ぶん)を以(もっ)て友(とも)を会(かい)す」とも読む。
益者三友(えきしゃさんゆう)
自分にとって有益な三種の友人のこと。 「益者」は自分に利益をもたらす人。 「三友」は三種の友人。正直な人・誠実な人・博識な人のこと。
玉昆金友(ぎょっこんきんゆう)
すぐれた才能や学識のある兄弟のこと。 他人の兄弟をほめる時に使う言葉。 「玉」と「金」は宝石と黄金のことで、すぐれたもののたとえ。 「昆」は兄、「友」は弟のこと。 「金友玉昆」「玉友金昆」ともいう。
古琴之友(こきんのとも)
自身のことをしっかりと理解してくれる友人のこと。 中国の春秋時代の琴の達人の伯牙は、鍾子期という琴を理解してくれる親友がいたという故事から。
歳寒三友(さいかんさんゆう)
冬に友とすべきもので東洋画の画題としても好まれる松、竹、梅のこと。 「歳寒」は寒い季節、冬のことから乱世や逆境ともいう。 乱世に友とすべき山水・松竹・琴酒のことをいう場合もある。
心腹之友(しんぷくのとも)
親友のこと。 「心腹」は腹を割って話して、何も隠さずに本心を明かすということから。
雪中四友(せっちゅうのしゆう)
冬に咲く四種類の花のこと。 画題として好まれる、黄梅、ロウ梅、水仙、山茶花のことをいう。
損者三友(そんしゃさんゆう)
関わらないほうがよい三種類の友人のこと。 「損者」は利益になることがない友人。 「三友」は体裁だけを取り繕う人、口先だけ達者な人、不誠実な人の三種類の友人のこと。 このような人たちと友人になっても損しかないという意味から。
知己朋友(ちきほうゆう)
互いのことをよく理解している友人。親密な関係の人。親友。 「知己」は自分の心をよく知っているという意味から親友のこと。 「朋友」は友人や友達のこと。 「朋友知己」ともいう。
竹馬之友(ちくばのとも)
子供のころからの親友や幼馴染のこと。 「竹馬」は一本の竹の棒を馬に見立てたもの。 幼いころから竹馬で駆け回って一緒に遊んだ友達という意味から。
読書尚友(どくしょしょうゆう)
読書をすることで、昔の賢者を友とすること。 書物を読むことで、その人物の人格や、その時代を明らかにすることをいう。
莫逆之友(ばくぎゃくのとも)
互いに争うことがなく、気心の知れた友人。親友。 「莫」は否定を意味する助字で、「莫逆」は逆らうことがないという意味。
北窓三友(ほくそうのさんゆう)
文人に必要といわれている、琴、詩、酒の三つの友のこと。
鸞交鳳友(らんこうほうゆう)
男女の肉体関係のたとえ。また、男女が結婚することのたとえ。 「鳳」と「鸞」はどちらも中国の伝説の鳥。 「鳳」は鳳凰、「鸞」は鳳凰に似ている霊鳥。 それらの美しい鳥の交わりを人の男女にたとえた言葉。 「鸞交鳳友」ともいう。
良師益友(りょうしえきゆう)
よい先生とよい友人のこと。 すぐれた先生と、付き合っていて自分にとって有益な友人という意味から。
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