「事」で終わる四字熟語
「事」で終わる四字熟語 — 10 件
安穏無事(あんのんぶじ)
何事もなく、世の中や暮らしが穏やかで安らかなさま。 「無事安穏」ともいう。
衣冠盛事(いかんせいじ)
名門の家に生まれてさらに功績を上げた後に、家の名声を引き継ぐこと、またはその者のこと。 「衣冠」は衣服と冠のことで名門、立派な家柄という意味。 「盛事」は立派な事業や功績、盛大な事柄のこと。
希世用事(きせいようじ)
官僚として出世し、政治的手腕を十全に発揮すること。 「世(よ)に希(ねが)い事(こと)を用(もち)う」とも読む。
後生大事(ごしょうだいじ)
集中して物事に取り組むこと。 または、何かをとても大切にすること。 「後生」は死後に生まれ変わった後に住む世界のこと。 主に物品などに対して、執着しすぎることを揶揄するときに使うことが多い言葉。 元は仏教語で、来世で生まれ変わった後の安楽を願い、仏道に励むことを言う言葉。
通功易事(つうこうえきじ)
仕事を分担して、各人が作ったものを交換して生産性をあげること。 「通」と「易」は交換するという意味。 「功」と「事」は品物や製品のこと。
天下多事(てんかたじ)
世の中の情勢が危険をはらんでいて、騒がしいこと。 「天下」は全世界や国全体ということ。 「多事」はさまざまな事件がたくさん起きること。 戦争などで世の中が落ち着かないことをいう。
咄咄怪事(とつとつかいじ)
予想もしていなかった不思議な出来事。 または、極めて都合が悪いこと。 「咄咄」は驚いて声を上げること。 「怪事」は不思議な出来事。 晋の殷浩が、親友である桓温の讒言で貶められた悔しさを言い表した言葉から。
年中行事(ねんちゅうぎょうじ)
毎年決まった時期に行われる儀式や催しのこと。 「年中」は一年の間。 「行事」は決まった時期に行われる儀式や催しのこと。 もとは宮中で行われる行事をいう言葉で、世間での儀式や催しのこともいうようになった言葉。
風流韻事(ふうりゅういんじ)
詩歌や書画などの高尚な遊びのこと。または、自然と親しむ上品で優雅な趣味のこと。 「風流」は上品で風情があること。 「韻事」は詩歌や書画などの風情がある高尚な遊びのこと。
平穏無事(へいおんぶじ)
穏やかで変わったことが特にないこと。 「平穏」は起伏がなく平で穏やかなこと。 「無事」は特別なことがないこと。 「無事平穏」ともいう。
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